『詳説世界史』につながる教科書
近現代史を詳述し,Bにつながる教科書です。今日につながる現代世界の成り立ちが的確に理解できるよう,基本的な概念や歴史用語を丁寧に説明し,考えながら学ぶ教科書をめざしました。
世界史の中の日本に着目
現代世界における日本の動向を理解するため,各時代に日本に関する記述を設けました。近世については独立した節を設け,近代・現代についてはきめ細かく小見出しを設けて,日本と世界のつながりを明示しました。世界史と日本史を一体としてとらえた授業に最適です。
考えながら学ぶ世界史
グローバル化する一方で,地域世界が自立する傾向が強まる複雑な現代社会。私たちが実際目にする世界のできごとの歴史的意味と相互のつながりを分かりやすく記述しています。時代を象徴する図版は大きく配し,歴史の流れをビジュアルにつかめます。また,歴史の理解に必要なテーマを取り上げて解説を付け加え,注とは別に歴史用語には説明を付しました。
さらに充実した内容
・序章「人類の歴史の始まり」を設けるとともに,第Ⅰ部第1章「諸地域世界の特質」の内容を充実させました。
・現行版第2~4章の配列を見直し,二つの章にまとめて,アジアの繁栄を学んでから大航海時代と近世ヨーロッパの学習へつなげる流れにしました。
・現行版第7章を「第Ⅱ部導入」へと改め,第Ⅱ部全体に関わる内容であることを理解できるようにしました。
・地図に付した発問を見直し,授業を展開するなかで設定しやすい問いかけ文にしました。
・現行版第2~4章の配列を見直し,二つの章にまとめて,アジアの繁栄を学んでから大航海時代と近世ヨーロッパの学習へつなげる流れにしました。
・現行版第7章を「第Ⅱ部導入」へと改め,第Ⅱ部全体に関わる内容であることを理解できるようにしました。
・地図に付した発問を見直し,授業を展開するなかで設定しやすい問いかけ文にしました。
今日の視点を重視
1ページコラム「現在へつながる歴史」を設け,メディア・都市・生活・文化などの身近な視点から,現代と歴史の関わりについて考えられるようにしました。
発展的な解説と技術史のコラム
時代を象徴するテーマについて,詳しい解説を設けました。また,現代世界にとって重要な要素である技術史についてのコラム「クローズアップ技術」を設けました。
教授資料・準拠教材
授業展開の参考にしていただける便利な教材を盛り込んだ「授業実践編」は,各教科書ごとにご用意。
用語の詳しい解説や世界史の基本考察をまとめた「研究編」は,山川出版社のすべての世界史教科書に共通するものとしました(『詳説世界史』の配列で古代から現代まで網羅)。
この2冊をうまく活用することで,授業のレベル設定も容易となり,より深みのある授業ができます。
用語の詳しい解説や世界史の基本考察をまとめた「研究編」は,山川出版社のすべての世界史教科書に共通するものとしました(『詳説世界史』の配列で古代から現代まで網羅)。
この2冊をうまく活用することで,授業のレベル設定も容易となり,より深みのある授業ができます。