《山川歴史モノグラフ》22.礼拝の自由とナポレオン 公認宗教体制の成立
詳細をみる
目次:
序章 創造される「礼拝の自由」
宗教自由と「公認宗教体制」/
用語とそれが示す認識の問題
-礼拝・宗教・教会、そして国教・政教分離/
「礼拝の自由」の問題/研究史/使用する史料
第一章 最初の合意形成
1 コンコルダ交渉の過程
統領政府の宗教政策/争点の明確化/
最終的な合意の形成と調印
2 コンコルダ交渉の四つの争点
礼拝の自由とカトリック教会の地位/
カトリック聖職者の叙任権/カトリック教会の財政的基盤/
革命が引き起こした混乱の解消
第二章 「礼拝の自由」とフランスの宗教的多様性
1 官僚機構による情報収集
各県から集まる情報/警察独自の情報網/
参事官による実地調査
2 諸宗教勢力の示す独自の動き
カトリックの一般信徒の非宣誓派司祭/
対仏全面講和と亡命聖職者/前期宣誓派協会の歩み/
後期宣誓派協会による組織再建の試み/
宗教的少数派-プロテスタント・ユダヤ教徒・敬神博愛教徒/
領土拡大によるフランスの宗教的多様性の増大
第三章 公認宗教体制の確立と展開
1 中央集権的宗教行政の確立
教皇権による再編成策の破綻/宗教監督官職の設置/
宗教監督官の活動
2 「礼拝の自由」の修正へ
新司教の任命に関する対立/
カトリックの附属条項と制限された「礼拝の自由」/
プロテスタントの附属条項と宗教的多元性/
ジェルミナル一八日法の施行と教皇庁の対応
3 公認宗教体制の展開 1802年から31年まで
カトリック教会の主導権争い-ナポレオン体制と教皇庁/
カトリック礼拝の日常に起きた諸問題
-当局の対応を要する案件/
プロテスタントの礼拝実践と協調による紛争解決/
ユダヤ教の公認/アルジェリア植民地のイスラム教
終章 宗教の平和共存に導かれるフランス
あとがき
索引
参照史料
註
宗教自由と「公認宗教体制」/
用語とそれが示す認識の問題
-礼拝・宗教・教会、そして国教・政教分離/
「礼拝の自由」の問題/研究史/使用する史料
第一章 最初の合意形成
1 コンコルダ交渉の過程
統領政府の宗教政策/争点の明確化/
最終的な合意の形成と調印
2 コンコルダ交渉の四つの争点
礼拝の自由とカトリック教会の地位/
カトリック聖職者の叙任権/カトリック教会の財政的基盤/
革命が引き起こした混乱の解消
第二章 「礼拝の自由」とフランスの宗教的多様性
1 官僚機構による情報収集
各県から集まる情報/警察独自の情報網/
参事官による実地調査
2 諸宗教勢力の示す独自の動き
カトリックの一般信徒の非宣誓派司祭/
対仏全面講和と亡命聖職者/前期宣誓派協会の歩み/
後期宣誓派協会による組織再建の試み/
宗教的少数派-プロテスタント・ユダヤ教徒・敬神博愛教徒/
領土拡大によるフランスの宗教的多様性の増大
第三章 公認宗教体制の確立と展開
1 中央集権的宗教行政の確立
教皇権による再編成策の破綻/宗教監督官職の設置/
宗教監督官の活動
2 「礼拝の自由」の修正へ
新司教の任命に関する対立/
カトリックの附属条項と制限された「礼拝の自由」/
プロテスタントの附属条項と宗教的多元性/
ジェルミナル一八日法の施行と教皇庁の対応
3 公認宗教体制の展開 1802年から31年まで
カトリック教会の主導権争い-ナポレオン体制と教皇庁/
カトリック礼拝の日常に起きた諸問題
-当局の対応を要する案件/
プロテスタントの礼拝実践と協調による紛争解決/
ユダヤ教の公認/アルジェリア植民地のイスラム教
終章 宗教の平和共存に導かれるフランス
あとがき
索引
参照史料
註