世界の蒐集 アジアをめぐる博物館・博覧会・海外旅行

価格
4,400円 (税込)
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解説: 博物館・博覧会・海外旅行という場で、アジア、特に日本を対象に、どのように他国や自国の文物を蒐集・分類・展示し、捉えたかをテーマにした論文集。国際シンポジウム「見せるアジア、見られるアジア――近代国家と博覧会・博物館」の書籍化。学習院大学東洋文化研究所叢書の1冊。
ISBN:
978-4-634-67233-8
著者: 福井憲彦監修  伊藤真実子  村松弘一  畑中彩子  彬子女王  松本佐保  大出尚子  アンガス・ロッキャー  史紅帥  クラウス・ディートリッヒ  長谷川怜 
刊行:
2014年2月
仕様: A5判  ・  368ページ
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目次:
はじめに - ものから見る世界

第Ⅰ部 蒐集
 第一章 集める、収める、愛でる
   - 日本古代における「博物館」的なもの
 第二章 蒐集する文化
   - ヨーロッパと日本における博物学と個人コレクション

第Ⅱ部 博物館ともの
 第一章 海外における日本像の発信
   - 大英博物館を中心として
 第二章 近代国家と博物館・美術館
   - 大英博物館とナショナル・ギャラリーのコレクションを中心に
 第三章 引き裂かれた唐昭陵「六駿」
   - ペンシルヴァニア大学博物館アーカイブズ資料から
 第四章 清室財産と清朝復辟
   - 奉天故宮博物館の閉鎖をめぐって

第Ⅲ部 博覧会という舞台
 第一章 博覧会の拘束、日本という問題
 第二章 一九三一年パリ国際植民地博覧会

第Ⅳ部 世界を旅する
 第一章 近代西洋人が見た西安城の景観
   - 英文文献に基づく一考察
 第二章 イザベラ・バードの日本・朝鮮・中国紀行
 第三章 満洲を旅した学生たち
   - 旧制学習院の満洲修学旅行を事例として

おわりに
監修のことば