東南アジア史研究の展開

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解説: 東南アジア史学会設立40周年を記念して,40年間の東南アジア史研究の歩みを跡づけ,その現状と展望を示す。各国別の研究動向に,考古学・華僑史などの4テーマ,さらに時代区分論など4つのコラムを加えて,東南アジア史研究の全体像を明らかにする。巻末の文献リストとともに,東南アジア史研究入門として最適。
ISBN:
978-4-634-67218-5
著者: 東南アジア学会監修 
刊行:
2009年6月
仕様: A5判  ・  312ページ
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目次:
序・・・弘末雅士

第Ⅰ部 総論
 東南アジア史の四〇年・・・桜井由躬雄

第Ⅱ部 地域編
 インドネシア 植民地史観とナショナリズム・・・菅原由美
 カンボジア 内戦による停滞を超えて・・・北川香子
 タイ 「タイ史」の死角への挑戦・・・増田えりか
 ビルマ 問い直される通説・・・岩城高広
 フィリピン 動態的な歴史世界像の研究・・・内山史子
 ベトナム 東南アジア史への定位と展開・・・嶋尾 稔
 マレーシア、シンガポール、ブルネイ
    マレー世界研究とエスニシティ研究・・・西尾寛治
 ラオス、北タイ、シプソンパンナー
    越境する歴史研究・・・飯島明子

第Ⅲ部 テーマ編
 東南アジア生態史・・・柳澤雅之
 東南アジア考古学・・・山形眞理子
 華僑・華人史・・・村上 衛
 日本占領下東南アジア研究史・・・前川佳遠理

コラム1 時代区分論・・・桃木至朗
コラム2 ジェンダー論・・・片山須美子
コラム3 美術・建築史・・・丸山雅子
コラム4 近代日本・東南アジア関係史・・・後藤乾一