世界史のなかの帝国と官僚

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解説: 歴史の舞台に登場した諸々の帝国。中世から近代にいたる中国・インド・スペイン・イギリス・ドイツ,さらに日本を事例に,帝国を支えた官僚および官僚制の実態を示し,その時代的・地域的な差異を明らかにする。青山学院大学総合研究所叢書の1冊。
ISBN:
978-4-634-67216-1
著者: 平田雅博  小名康之  割田聖史  安村直己  相田洋  小林和幸  黒沢文貴  伊藤定良 
刊行:
2009年3月
仕様: A5判  ・  232ページ
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目次:
第一章 イギリスの帝国官僚
       ―植民地高等文官制度の変遷・・・平田雅博
第二章 十九世紀プロイセンにおける「帝国官僚」
       ―ポーゼン州長官を事例に・・・割田聖史
第三章 十八世紀スペイン帝国における地方官僚
       ―近代的統治の技法とスブデレガード・・・安村直己
第四章 ムガル帝国の官僚
       ―十六~十七世紀の帝国の宰相・・・小名康之
第五章 中華帝国の官僚制
       ―その変遷と特徴・・・相田 洋
第六章 近代初期の日本官僚制
       ―人員統計から見た明治期の「官制改革」を中心に・・・小林和幸
第七章 帝国日本の軍事官僚
       ―大正期陸軍官僚の「革新」化・・・黒沢文貴
あとがき ・・・伊藤定良