新版 新しい世界史の授業 生徒とともに深める歴史学習 

価格
3,080円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 近年注目される「主体的・対話的で深い学び」を視野に入れ、新執筆陣により新たな教育の手法や授業方法を提案する、授業実践の事例集。歴史教育の新局面を拓く、新しい授業展開の手引き書。『新しい世界史の授業』(1992年刊行)の改訂新版。
ISBN:
978-4-634-64165-5
著者: 千葉県高等学校教育研究会歴史部会  小橋正敏  小林未希  澤邉和浩  遠藤晃太  廣川みどり  宮﨑信伍  井上明美  山口彩実  棚澤文貴  本城愛子  齋藤亮  松井昂  高橋謙一郎  黒木俊輔  中嶋泰鷹  越川芳雄  濱田竜亘  田巻慶  中居一穂  山谷亮太  永野裕基  鈴木將太  飯塚真吾  大塚雅信  畠間毅  周藤新太郎  鈴木久雄  石川航平  稲垣稀由  大塚優里 
刊行:
2019年6月
仕様: A5  ・  256+口絵8ページ
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目次:
新版の発刊にあたって
本書について

1 サッカーからみる世界史―世界史への扉・日常生活にみる世界史 小橋正敏
2 みなさんは,この時代を何と名づけますか?―ヘレニズム世界とその文化 小林未希
3 イエスは何を語ったのか,そしてどう受け継がれたのか―キリスト教の展開とローマ帝国 澤邉和浩
4 100万人都市を生み出した人々―唐の文化的発展を支えたもの 遠藤晃太
5 『マカーマート』の挿絵から読み解くイスラーム―イスラームの社会と文化 廣川みどり
6 何が中世の秩序を揺るがせたのか―叙任権闘争 宮﨑信伍
7 青花の時代―モンゴルが残した東西の文化交流 井上明美
8 高麗の独自の世界観とは?―10~14世紀における東アジアの国際関係 山口彩実
9 紙幣に刻まれた「輝かしき」歴史―ポルトガルの「大航海時代」 棚澤文貴
10 三つの三美神から「ルネサンス」を読み解こう―ルネサンス前後のヨーロッパ社会と思想 本城愛子
11 書籍印刷なくして宗教改革なし―教会の権威に挑んだルターの宗教改革 齋藤 亮
12 岩倉使節団がみたイギリスと,私たちのこれからの社会―産業革命と人々の生活の変化 松井 昂
13 ロジャー=ウィリアムズはどうすべきだったのか?―アメリカ先住民と植民地人 高橋謙一郎
14 フランス革命が残したもの―フランス革命と国民国家の形成 黒木俊輔
15 ドーデ「最後の授業」の「罠」―「境界の物語」からみる国民国家とナショナリズム 中嶋泰鷹
16 冊封体制はなぜ崩壊したのか?―冊封体制と日本 越川芳雄
17 あなたは読み解くことができるか!?―オスマン帝国の衰退 濱田竜亘
18 ベルギーの王様はコンゴに何をしたのか?―民族の分断と連鎖する紛争の原因 田巻 慶
19 ヴァーグナーとドイツ国民主義―19~20世紀における国民主義の変質 中居一穂
20 辛亥革命は成功か失敗か?―中国近代化の選択 山谷亮太
21 なぜマルコはアルゼンチンへ?―「豊かな国」アルゼンチンとイタリア人移民 永野裕基
22 50分間のタイムスリップ体験―ポスターで学ぶ第一次世界大戦 鈴木將太  
23 生徒が「つぶやき」,「エッセイ」を書く世界史の授業―さまざまな立場からみるロシア革命とソヴィエト政権 飯塚真吾
24 あなただったらアイルランド問題をどう解決しますか?―アイルランド独立と北アイルランド 大塚雅信
25 ガンディーのめざした「インド」とは?―インドにおける民族運動の展開 畠間 毅
26 あなたは一人でも助けることができますか?―第二次世界大戦とホロコースト 周藤新太郎
27 中華の「国民国家」をめざして―中国国民革命と国民党・共産党,そして日本 鈴木久雄
28 だれが冷戦を始めたのか?―米ソ冷戦の始まり 石川航平
29 なぜユーゴスラヴィアは崩壊したのだろう―冷戦終結後における地域紛争の激化 稲垣稀由
30 山以外に友はなし―クルド人の歴史とクルド人問題 大塚優里

あとがき
資料出典一覧
執筆者一覧