木版画を読む 占星術・「死の舞踏」そして宗教改革

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解説: 『イソップ物語』から、占星術、「死の舞踏」、贖宥状(・贖宥符)批判、宗教改革運動に寄与した画家たち、さらに讃美歌まで、16世紀ドイツで流布された木版画の世界を丹念に読み解く。20年前の『ルターの首引き猫』の続編。
ISBN:
978-4-634-64065-8
著者: 森田安一 
刊行:
2013年5月
仕様: 四六判  ・  370ページ
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目次:
第一章 狐を使った狐狩り
 1 ゼバスティアン・ブラント
 2 ブラントの政治木版画
 3 「狐を使った狐狩り」

第二章 天空における不可思議な会合
 1 星占い
 2 惑星とその子どもたち
 3 ドイツ史の背景

第三章 宗教改革期の占星術
 1 ヨハネス・リヒテンベルガー
 2 ヨーゼフ・グリュンペック
 3 1524年の惑星の大会合

第四章 「死の舞踏」と贖宥状
 1 パリの「死の舞踏」
 2 ドイツ語圏の「死の舞踏」
 3 スイスの「死の舞踏」

第五章 魂は天国へ飛び上がる
 1 贖宥符
 2 金を求めて袋一杯の贖宥符
 3 「聖グレゴリウスのミサ」

第六章 画家たちの宗教改革
 1 ハンス・ホルバイン
 2 ルーカス・クラーナハ
 3 アルブレヒト・デューラー

第七章 神に背いた画家たち
 1 ハンス・ゼーバルト・ベーハム
 2 ペーター・フレートナー
 3 エアハルト・シェーン
 4 ゲオルク・ペンツ

第八章 改革運動と賛美歌
 1 賛美歌と改革理念
 2 戦闘歌としての賛美歌
 3 四声合唱の楽譜ビラ

あとがき
付録
索引/文献目録/図版出典一覧