《ヒストリカルガイド》アメリカ [改訂新版]

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 自由主義・民主主義を確立しながら,人種差別の撤廃,冷戦の終焉などを経て超大国へと成長していったアメリカ。しかし9.11事件,サブプライム・ローンによる金融大恐慌など,アメリカの威信は揺らいでいる。アメリカの今日までの歩みを,時代を追ってわかりやすく紹介する入門書。最現代の記述を増補した改訂版。
ISBN:
978-4-634-64057-3
シリーズ: ヒストリカルガイド
著者: 有賀貞 
刊行:
2012年7月
仕様: B6判  ・  272ページ
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目次:
はじめに
  アメリカによって変わった日本
  アメリカ-短い歴史・広い領域・他人種多民族
  社会
  歴史に由来する日米関係の心理
序章 「新世界」の国アメリカ
  地理の旅と歴史の旅
  「アメリカ」の名の由来
  「新世界」の国としてのアメリカ
  アメリカ「合衆国」と「合州国」
  宗教を重んじる国柄
  アメリカのナショナリズム
  安全な国としてのアメリカと市民の自衛本能
第1章 イギリス領北アメリカの発展
  イギリス領北アメリカの始まり
  北アメリカ諸植民地の建設
  先住民アメリカ・インディアン
  イギリス領北アメリカの発展
  植民地社会の成熟
第2章 アメリカ革命と連邦共和国の形成
  自由を享受していた北アメリカの英領植民地
  新植民地政策への植民地人の反発
  独立戦争と独立宣言
  合衆国憲法の制定
第3章 西部の発展と南北戦争
  十八世紀から十九世紀へ
  トクヴィルの見たアメリカ
  南部の奴隷制社会
  南北戦争
  西部開発と先住民の運命
第4章 移民の流入増大と多様化
  移民の国としてのアメリカ
  ヨーロッパからの移民の流入
  アメリカニゼーションと文化の多様化
  ヨーロッパ移民の制限とアジア移民の禁止
  アフリカ系市民の差別
第5章 産業社会の形成
  先進工業国への発展
  十九世紀の実業家と二十世紀の実業家
  移民が供給した労働力
  都市化と都市文化の開化
  資本主義社会の改革と福祉国家の形成
第6章 二つの世界大戦とアメリカ
  アメリカ外交の伝統
  大国アメリカの登場
  第一次世界大戦とアメリカ
  戦間期のアメリカ外交
  第二次世界大戦と戦後秩序構想
  人種平等原則の国際的承認
第7章 冷戦時代のアメリカ
  米ソ冷戦と「アメリカの平和」
  朝鮮戦争とマッカーシズム
  キューバ・ミサイル危機
  ベトナム戦争政策の挫折
  若者の反逆「ベトナム後」のアメリカ外交
第8章 差別廃止の成果と限界
  人種差別体制の動揺
  公民権運動の展開
  黒人暴動と戦闘的な運動
  そのほかのマイノリティと女性の運動
  人種差別の解消とその結果
第9章 あらたな保守主義の台頭
  リベラリズム(進歩主義)の変容
  変革と反動の交錯
  レーガン革命
  強いアメリカの再建
  冷戦の終結と