都市空間と民衆 日本とフランス

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3,300円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 民衆の生活の場としての都市空間の形成と拡大,さらに都市へ流入した移入民の存在に着目し,日本とフランスの近代都市のあり方を比較・検討する。日仏学術シンポジウムより。
ISBN:
978-4-634-64021-4
著者: 中野隆生 
刊行:
2006年8月
仕様: 四六判  ・  240ページ
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目次:
序章 空間への眼差しと都市の近現代・・・中野隆生・成田龍一
Ⅰ都市空間と民衆 日本
  東京の都市空間と民衆生活
     ―19世紀末~20世紀初頭の「町」住民組織・・・大岡 聡
  都市大阪の空間的拡大と都市計画
     ―1920~40年代における大阪市の「郊外」問題・・・高岡裕之
Ⅱ都市空間と民衆 フランス
  パリにおける産業雇用と労働者住居
     ―距離の多元性、生活様式の多様性・・・アラン・フォ-ル/中野隆生・岡部造史=訳
  炸裂する都市空間の一世紀
     ―パリ郊外、住宅分譲から団地へ・・・アニー・フルコー/中野隆生=訳
Ⅲ都市と移入民
  戦間期日本の都市における日本人と朝鮮人
     ―大阪市と東京市を事例に・・・外村 大
  パリ地方の外国人
     ―その社会的地位と都市圏の拡大・・・マリ・クロード・ブタン=シャレアール/中野隆生=訳
  パリの外国人空間、過去と現在
     ―民衆の街区から多様なエスニシティの街区へ・・・マリ・クロード・ブタン=シャレアール/西岡芳彦=訳
あとがき