続 日本史こぼれ話(古代・中世)

価格
990円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 人物のエピソード・事件の余話・歴史の裏話など,新鮮味あふれるテーマを集めた小話集。斬新で奥深い内容は,日本史への興味がわき,探究心をそそられる。高校生から一般の読者まで,楽しく読める。
ISBN:
978-4-634-60730-9
著者: 児玉幸多  笠原一男 
刊行:
1999年2月
仕様: 新書判  ・  200ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
まえがき                    ●:歴史用語解説
1 先史の時代
  北京原人のゆくえ/直良信夫の学問/赤城山麓と東京のあいだ/
  ●旧石器文化/森本六爾と唐古遺跡/●剣・矛・戈/石の長者/
  縄文人の検便
2 国家の形成
  卑弥呼の鏡?/雄略天皇の実像/●剣と刀/
  好太王碑文は改竄されたか/大仙陵古墳の築造/岩戸山の石人/
  長寿の宝石
3 伝承の世界
  埴輪になった馬/神武天皇と日の丸/ヤマトタケルの二つの顔/
  箸墓伝説/横浜の浦島太郎
4 飛鳥の宮廷
  国書紛失事件/聖徳太子の温泉旅行/飛鳥の水時計/
  ●二つの飛鳥/丹後半島の間人皇后/工匠の守護神聖徳太子/
  流転した若草伽藍の塔礎石/●法隆寺の七不思議
5 白鳳のころ
  山背大兄王の死/蘇我石川麻呂の死/斉明天皇の道観/
  ●お中元/論争を解決した藤原宮の木簡/はやすぎた発掘/
  ●国名のつけ方
6 平城京
  渡来人の建てた古碑/仏の垢をおとした光明皇后/●天皇の諡号/
  仲麻呂の記念碑/遣唐使の大冒険/●四字年号/道鏡の実像/
  ●天下の三戒壇/和銅献上
7 天平の文化
  古代人のまじない/文殊の化身、行基菩薩/鷲にさらわれた良弁/
  金色の大仏/●寺と院
8 平安京
  四神相応思想と都城/梅から桜へ/弘法大師空海の能書/
  ●大師/九品仏のお面かぶり/●阿弥陀の語源/
  大工と絵師の技くらべ
9 摂関政治
  あきれた国司の強欲ぶり/清涼殿の落雷/
  兼通と兼家の骨肉の争い/●天神さま/七日関白/道長の結婚
10 武士の台頭
  私営田領主神南備種松の豪富/利仁将軍の死/
  藤太伝説と三上山/藤原三代のミイラ/将門・純友の共謀
11 平安の文化
  小野小町伝説/●平安時代の女性の名/内蔵をもつ釈迦瑞像/
  地蔵に助けられた水銀堀り/念仏往生の源太夫/雨水の禁獄/
  歌謡好きの後白河法皇
12 鎌倉幕府
  養和の大飢饉と平氏/●六波羅/不審な頼朝の死/命がけの舞/
  謎につつまれた実朝の暗殺/泰時の大岡裁き/●一所懸命の地/
  熊谷直実の予告往生/蓮華寺の集団自害
13 武士の社会
  京都をまねた鎌倉の町づくり/●鎌倉のやぐら/男衾三郎絵巻/
  北条時頼の倹約/弓箭の面目
14 鎌倉の文化
  西行と源頼朝/失われた大平寺