《散歩コース》横浜散歩24コース
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目次:
第Ⅰ部 横浜散歩24コース
1.開国・開港の歴史を訪ねて
2.波止場を歩く
3.みなとみらい21に歴史をみる
4.生麦事件の跡を訪ねる
5.開国期キリスト教の跡をめぐる
6.絹と横浜の関係を探る
7.外国人墓地から日本の近代をみる
8.講演から近代横浜を探る
9.みなと横浜の博物館を訪ねる
10.横浜ことはじめを訪ねる
11.近代洋風建築を歩く
12.近代医学の歴史を歩く
13.中華街に日中の歴史を訪ねる
14.山手に文学を訪ねる
15.歌で歩くみなと横浜
16.戦争の傷跡を訪ねる
17.横浜大空襲の跡を訪ねる
18.横浜の神社・寺院を歩く
19.東海道と宿場を歩く
20.横浜北部の古墳を訪ねる
21.弥生時代のムラと人びとの生活を探る
22.金沢八景と明治憲法ゆかりの地を歩く
23.中世の金沢を歩く
24.京浜工業地帯と鶴見線を歩く
第Ⅱ部 横浜散歩事典
1.開国・開港の歴史を訪ねて
2.波止場を歩く
3.みなとみらい21に歴史をみる
4.生麦事件の跡を訪ねる
5.開国期キリスト教の跡をめぐる
6.絹と横浜の関係を探る
7.外国人墓地から日本の近代をみる
8.講演から近代横浜を探る
9.みなと横浜の博物館を訪ねる
10.横浜ことはじめを訪ねる
11.近代洋風建築を歩く
12.近代医学の歴史を歩く
13.中華街に日中の歴史を訪ねる
14.山手に文学を訪ねる
15.歌で歩くみなと横浜
16.戦争の傷跡を訪ねる
17.横浜大空襲の跡を訪ねる
18.横浜の神社・寺院を歩く
19.東海道と宿場を歩く
20.横浜北部の古墳を訪ねる
21.弥生時代のムラと人びとの生活を探る
22.金沢八景と明治憲法ゆかりの地を歩く
23.中世の金沢を歩く
24.京浜工業地帯と鶴見線を歩く
第Ⅱ部 横浜散歩事典
メッセージ・あとがき:
横浜は新しくて、古い町です。市域にある原始・古代からの遺跡はもちろんのこと、中心部の港も140年の歴史を数えるに至りました。その横浜開港場は、近代の夜明けとともに、常に日本にはいってくる外来文化の窓口となりました。つまり、横浜は近代都市としては一番古い町なのです。関内をはじめその周辺には、幕末から明治初期の匂いがまだ十分に残っています。昨年、“燃えた”横浜スタジアムにも、かつてここが港崎遊郭であり、その後彼我公園となった名残があります。周りを少し歩けば、ガス灯、新聞、写真、協会、ビール、アイスクリーム、などなどの「横浜はじめてものがたり」の遺跡や記念碑が、いくつもあります。気づかずになにげなく歩いているあちこちに、歴史がつまっています。
とはいっても、県都として開発が進められている大都会でもあります。十分に注意して気をつけないと、匂いも感じず、遺跡や記念碑などもみつけだすことができません。ここはやはりナビゲーターが欲しいところです。
そこでここに、中心部はもちろん、市域の重要な見どころを含めて「歴史散歩コース」をまとめてみました。専門的な知識をもった高校の先生方が、実際歩いて見学先を精選し、時間も調べたコースの数々です。大人の方はもちろん、中高生諸君にもぜひ歩いて楽しんでもらいたいお薦めのコースです。とにかく、現地に立って、その歴史的意味を考えたり、あるいは感じたりすることは、歴史を学ぶうえで大事なことだと思います。本書がその参考になればと思います。
なお、横浜の散策には、以前出版されたものと同じく山川出版社の『神奈川県の歴史散歩』(上)も参考にしていただければと思います。今回と同じく、高校の先生方の教科研究会である「社会科部会歴史分科会」が編集・執筆したものです。
さらに1993年に出版した『鎌倉散歩24コース』は、この『横浜散歩24コース』の姉妹本です。これも活用していただければ幸いです。
1999年3月
神奈川県高等学校教科研究会
社会科部会歴史分科会長
早川 英昭