final 日本史こぼれ話 (古代・中世)

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解説: 歴史上の事件や人物にまつわる興味深いエピソードを集めた,日本史小話集。正史の陰に隠された,人間の喜怒哀楽や驚くべき裏話が満載。高校生から一般の方まで,読むほどに日本史が楽しくなる一冊。これであなたも日本史通!待望のこぼれ話シリーズ(全8巻)完結編。
ISBN:
978-4-634-59321-3
著者: 野呂肖生 
刊行:
2007年7月
仕様: 新書判  ・  240ページ
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目次:
                    ●:歴史用語解説
1 考古の世界
  三内丸山を訪れた菅江真澄/●ナウマン象/登呂遺跡の発掘/
  古墳の呼び名/復元された修羅/出土した葬送の船/
  危機に瀕した壁画古墳
2 ヤマトの政権
  岩戸に隠れたアマテラス/●めでたい/
  新羅から出雲へいったスサノヲ/出雲の国引き物語/
  母に去られたウガヤフキアエズ/衣通姫の悲しみ/眉輪王の復讐/
  ●ヤマト政権/松浦佐用姫と望夫石
3 律令国家
  無視された遣隋使/●小野妹子と斐世清/指をおられた国宝一号/
  ●国宝/熱狂的な常世の神の信仰/●道教の神がみ/
  蘇我石川麻呂の死/有間皇子の悲劇/●王子と皇子/
  謎めく鬼室集斯の墓/偽りの「大宝」/●私年号/
  葛城山の神と行者の争い
4 奈良の都
  藤原宮子、海女伝説/●女帝/多胡碑と羊太夫の伝説/
  ●日本三古碑と上野三碑/防人の悲劇/
  藤原政権を倒した天然痘/●疫病と痘瘡/異郷に散った井真成/
  イノシシが守る護王神社/伝説の美女、真間手児奈/
  久米の仙人/悪死の報を受けた強欲な女
5 新しい平安京
  蝦夷に備える毘沙門天/●大同年間伝承/空海と嵯峨天皇/
  弘法大師伝説の広がり/弘法大師と江島弁才天/
  出土した大蛇伝説の駅家跡/竹取物語/●優曇華の花
6 貴族と武士
  死人で埋まる羅城門の楼上/幽明の境、一条戻り橋/
  若き日の道長の豪胆さ/将門伝説の形成/
  頼光四天王の思わぬ弱点/頼信・頼義父子と馬盗人
7 信仰と伝承
  みやぶられた穀断ち聖人/●穀断ちと木食/
  信貴山の命蓮の奇瑞/空也と源信/源信の出家/
  穴太寺の身がわり観音/●札所/黄金を生んだ稚児/●稚児/
  姨捨山伝説/安珍・清姫の伝説/ある法師の補陀落渡海
8 中世への移行
  鎌倉権五郎と御霊神社/崇徳上皇の怨霊/俊寛の有王伝説/
  金色堂の三つの須弥壇/●二階堂/六郷満山と仁聞菩薩/
  ●富貴寺と手越寺
9 鎌倉武士
  曾我兄弟敵討の背景/幻の名吏青砥藤綱/鷹島で潰滅した元軍/
  ●蒙古襲来と元寇/惣領制の揺らぎ/●総領の甚六/
  新安沖の沈没船
10 鎌倉仏教
  勧進上人重源/●勧進上人/安楽房の処刑/
  道元、おおいに怒る/●道元の法名/叡尊の文殊信仰/
  スパイと疑われた