鎌倉殿誕生〈新装版〉 -源頼朝-
価格: |
1,980円 (税込)
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在庫あり |
解説: | 源頼朝の生涯を描きながら,武家の棟梁として,いかに各地の武士団を締め上げ,王となっていったのか。周辺の人物を交えて紹介する。 2010年刊行・品切となっていた同タイトルの新装版。 |
ISBN: | 978-4-634-59124-0 |
著者: | |
刊行: |
2022年3月
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仕様: | 四六 ・ 216ページ |
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目次:
はしがき
プロローグ
お手本なき時代へ
〈閉の体系〉と〈開の体系〉
天皇制と武家
頼朝の政治的地位について
第Ⅰ部 治承四年―反乱から内乱へ
1 謀叛の政権
「将門の如し」
内乱の予兆
最勝王の宣旨―平家の二つの罪
そして、旗挙げはなされた
房総再起
鎌倉への途
『平家物語』的呪縛からの開放
源氏勢力における三つの磁場
正統を問う
東国武士団内部の問題
頼朝以前―家人化の点と線
2 武威の来歴と源氏神話
板東の選択―王朝をどうするか
東国武士団の諸相
頼朝の和平提案
反乱から内乱へ
武威を支える二つの論理
頼朝はなぜ東国に配流されたか
源氏神話の確立
治承四年とは何か
3 義仲との覇権争い
善戦する平氏、義仲の動き
寿永二年―栄光と挫折
「賊徒」からの脱却―寿永二年の宣旨
カリスマ性の演出
頼朝の風貌―「顔大短軀」
『吾妻鏡』への過言―信頼できる伝説
治承四年を歩く―海から見えるもの
第Ⅱ部 文治元年―鎌倉殿は誕生した
1 鎌倉殿とは何か
義経の登場―ライバル交代
西海戦線―義仲滅亡後の情勢
朝務への干渉
鎌倉殿―官制外の権威
頼朝の軍政官たち―守護以前
京都の義経―対立の予兆
粛清の時節
頼朝焦りの手紙と義経再登用
屋島そして壇ノ浦合戦へ
義経問題の核心
頼朝の毒舌―恐怖のメッセージ
2 天下草創の時代
対立の構図―二人の鎌倉殿
義経暗殺指令―仕掛けられたワナ
勝長寿院あるいは源氏の大義
頼朝追討の宣旨
地頭の設置は義経追捕のためか
二つの地頭制
「日本国守護権」の成立
鎌倉殿の「天下之草創」
「日本国獲麟」―王権の危機
文治元年とは何か
鎌倉殿のブレーンたち
源家相伝の霊剣
『頼朝会雑誌』について
歴史のなかの頼朝評
文治元年を歩く―勝長寿院とは何か
プロローグ
お手本なき時代へ
〈閉の体系〉と〈開の体系〉
天皇制と武家
頼朝の政治的地位について
第Ⅰ部 治承四年―反乱から内乱へ
1 謀叛の政権
「将門の如し」
内乱の予兆
最勝王の宣旨―平家の二つの罪
そして、旗挙げはなされた
房総再起
鎌倉への途
『平家物語』的呪縛からの開放
源氏勢力における三つの磁場
正統を問う
東国武士団内部の問題
頼朝以前―家人化の点と線
2 武威の来歴と源氏神話
板東の選択―王朝をどうするか
東国武士団の諸相
頼朝の和平提案
反乱から内乱へ
武威を支える二つの論理
頼朝はなぜ東国に配流されたか
源氏神話の確立
治承四年とは何か
3 義仲との覇権争い
善戦する平氏、義仲の動き
寿永二年―栄光と挫折
「賊徒」からの脱却―寿永二年の宣旨
カリスマ性の演出
頼朝の風貌―「顔大短軀」
『吾妻鏡』への過言―信頼できる伝説
治承四年を歩く―海から見えるもの
第Ⅱ部 文治元年―鎌倉殿は誕生した
1 鎌倉殿とは何か
義経の登場―ライバル交代
西海戦線―義仲滅亡後の情勢
朝務への干渉
鎌倉殿―官制外の権威
頼朝の軍政官たち―守護以前
京都の義経―対立の予兆
粛清の時節
頼朝焦りの手紙と義経再登用
屋島そして壇ノ浦合戦へ
義経問題の核心
頼朝の毒舌―恐怖のメッセージ
2 天下草創の時代
対立の構図―二人の鎌倉殿
義経暗殺指令―仕掛けられたワナ
勝長寿院あるいは源氏の大義
頼朝追討の宣旨
地頭の設置は義経追捕のためか
二つの地頭制
「日本国守護権」の成立
鎌倉殿の「天下之草創」
「日本国獲麟」―王権の危機
文治元年とは何か
鎌倉殿のブレーンたち
源家相伝の霊剣
『頼朝会雑誌』について
歴史のなかの頼朝評
文治元年を歩く―勝長寿院とは何か
1 鎌倉殿のさらなる戦い
武の連鎖―あらたなる内乱へ
義経逃亡の足跡
奥州討滅の産婆役
衣川館の最期
奥州の選択
奥州藤原氏について
戦争のための戦争
鎌倉殿自らの出陣
2 内乱の終焉と日本国
家人とされた奥州藤原氏
頼朝おそるべし
記憶された「征夷」
日本国の誕生―頼朝の夢
「今生の余執なし」
鎌倉殿の上洛
建久元年とは何か
伝説は語る―『御曹子島渡り』の世界
亡魂の行方―大河兼任の乱
建久元年を歩く―永福寺が語るもの
エピローグ
頼朝の政治感覚
中田・牧の論争
日本へのまなざし
武士団の階級的評価
アジア型かヨーロッパ型か
あとがき
新装版に際して
頼朝関係年表
主要参考文献