年表で読む日本食品産業の歩み 明治・大正・昭和前期編

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2,750円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 明治~昭和初期の時代を対象にした食品産業界に光をあてた年表。食品産業をめぐる社会・経済情勢や主な企業の創立・合併・合同,名称変更,新製品の売出し年,PR戦略,海外への進出,団体の動向など,食品と生活の項目を収録。
ISBN:
978-4-634-59070-0
著者: 西東秋男 
刊行:
2011年8月
仕様: A5判  ・  336ページ
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目次:
1868(明治1年) 中国人蓮昌泰,東京でラムネの製造を始める
1869(明治2年) 町田房蔵,アイスクリームを日本で初めて製造販売
1870(明治3年) コープランド,横浜にビール醸造所
          「スプリング・バレー・ブルワリー」設立
1871(明治4年) 長崎の松田雅典,缶詰を試作
1872(明治5年) 大阪の渋谷庄三郎,渋谷麦酒製造所を起こす
1873(明治6年) 司法省,初の食品衛生取締りに関する布達を出す
1874(明治7年) 鈴木岩治郎,神戸に鈴木商店設立
1875(明治8年) 甲府の野口正章,『東京日日新聞』に「三ッ鱗ビール」
          の広告を掲載(3月16日)
1876(明治9年) わが国初の官営ビール工場,開拓使麦酒醸造所竣工
          (9月8日)
1877(明治10年) 第1回内国勧業博覧会,東京上野公園で開催
          (8月21日~11月30日)
1878(明治11年) 内務省,「製氷取締」を公布
1879(明治12年) 民営機械製粉事業の始まり
1880(明治13年) 旧刑法で,食品衛生に関する罰則を定める
1881(明治14年) 官営紋鼈製糖所,操業を本格化
1882(明治15年) 赤堀峯吉,日本初の料理学校を開設
1883(明治16年) 鹿鳴館オープン
           鈴木藤三郎,氷砂糖の製法を完成
1884(明治17年) 商標条例の制定
1885(明治18年) ジャパン・ブルワリー・カンパニー
           (キリンビールの前身)設立
           宇都宮駅で日本初の駅弁を売り出す
1886(明治19年) 日本初のワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」,閉鎖
1887(明治20年) 麦酒などに民間主導の会社が誕生
1888(明治21年) わが国初のビールびんの国産化
1889(明治22年) 水産人を養成する水産伝習所開設(1月20日)
1890(明治23年) 食品業界に初のカルテル
           わが国初の水道基本法「水道条例」制定(2月)
1891(明治24年) 大阪麦酒吹田村醸造所(アサヒビールの前身)が完成
           小岩井農場設立
1892(明治25年) 徳島の中川虎之助,沖縄糖業の開発に意欲をみせる
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