北方世界の交流と変容 中世の北東アジアと日本列島

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2,090円 (税込)
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解説: 中世の北海道は北方の諸民族との交流が盛んであったことが,近年明らかにされている。その実態調査を進めている研究者と,高校教師が連携し,歴史教育にどのように研究成果を反映させていくべきか,考察する。2005年8月開催の公開シンポジウム「中世総合資料学と歴史教育-北方世界の交流と変容」の記録集。
ISBN:
978-4-634-59061-8
著者: 臼杵勲  菊池俊彦  天野哲也 
刊行:
2006年8月
仕様: B6判  ・  232ページ
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目次:
はしがき
第1部 北東アジア史のいま―研究と教科書の問題
 中世総合資料科学から見た歴史教科書の問題点―概況と問題提起・・・前川要
 サンタンとスメレンクル―19世紀の北方交易民の実像・・・佐々木史郎
第2部 環日本海北部の中世史料研究
 北東アジアの中世―靺鞨・女真の考古学・・・臼杵勲
 史料からみた靺鞨・渤海・女真と日本列島・・・蓑島栄紀
 金・元・明朝の北東アジア政策と日本列島・・・中村和之
 アイヌ文化形成の諸問題―歴史教育におけるアイヌ文化の意味・・・天野哲也
 モンゴル帝国の真実―現地調査と最新の史料研究から・・・村岡倫
第3部 歴史教育の立場からみた北東アジアと日本
 日本史教育と北東アジア・北海道―日本史教育の立場から・・・長谷巌
 「歴史教育者」教育・世界史教育からのコメント・・・吉嶺茂樹
 日本の歴史教育からみた「サハリンの歴史」・・・板橋政樹
 高等学校世界史・日本史における北東アジア世界の教材化について・・・赤間幸人
 総括討論まとめ・・・春木孝之
 あとがき・・・臼杵勲