《歴博フォーラム》神と仏のいる風景 社寺絵図を読み解く

価格
2,530円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 社寺境内図がもつ研究資料としての有効性を提示し,描かれた当時の社殿・伽藍の状況,神社・寺院の立地・環境,信仰のあり方を読みとり、当時の人びとと神社・寺院との関わりを探る。
ISBN:
978-4-634-59010-6
シリーズ: 歴博フォーラム
刊行:
2003年2月
仕様: 四六判  ・  208ページ
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目次:
刊行にあたって              ・・・宮地正人
はじめに                 ・・・演島正士
第一部 なにが分かるか、社寺境内図
 社寺境内絵図について          ・・・濱島正士
 描かれた八幡祭祀の世界         ・・・段上達碓
 神仏習合の諸形態-大和国の場合     ・・・青井敏幸
 慧日寺絵図を読む            ・・・青山 宏美
 中世呈口社における神仏関係とその背景  ・・・黒田龍二
 絵画のような社寺  
メッセージ・あとがき:
刊行にあたって・・・ 歴博(国立歴史民俗博物館) では,2001年10月から12月にかけて,「なにが分かるか、社寺境内図」と題した企画展を開催し,10月13日にはフォーラム「神と仏のいる風景-社寺絵図を読み解く-」をおこないました。私が館長として赴任した最初の企画展であり最初のフォーラムでした。歴博は新しい資料学を唱え,また狭い意味の文献史学の制限をのりこえ,日本歴史にかかわる,自然科学も含めた学際的研究のなかから,21世紀の歴史学を創りあげようとの抱負をもった研究機関ですが,今回の企画展示とフォ