《日本史リブレット人》 46. 徳川家康 時々を生き抜いた男

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 徳川家康といえば、江戸時代につくられた「神君」のイメージがある一方で、忍従・冷酷・策士・狡猾といったイメージもあるだろう。後世につくられたこうした家康像から脱却するために、古文書・古記録などに基づき、その実像を描く。
ISBN:
978-4-634-54846-6
シリーズ: 日本史リブレット人 46
著者: 藤井讓治 
刊行:
2021年4月
仕様: A5変  ・  116ページ
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目次:
七四年を生きた家康

①人質から客将へ――そして離反・独立
 今川氏の人質/元服と結婚/今川氏から離脱

②戦国大名から織田大名へ
 書札礼にみる家康・信長関係/戦国大名徳川家康/織田大名徳川家康

③主をもたぬ大名――羽柴秀吉との攻防
 本能寺の変/甲斐・信濃へ侵攻/二度目の甲斐仕置/小牧・長久手の戦い/「家康成敗」

④豊臣最有力大名――「関東之儀」を扱う
 秀吉への臣従まで/家康上洛、秀吉への臣従/聚楽行幸/五カ国検地と郷村法令/小田原攻めと関東転封/九戸一揆への出陣

⑤豊臣政権の大老――外様大名から大老へ
 肥前名護屋在陣/在京の日々/秀次事件/正二位内大臣叙任/秀吉の死

⑥天下人家康――大老を越えて
 五大老・五奉行制/「天下殿」家康/大坂城西丸へ/三成・吉継の別心と大坂三奉行の別心/関ヶ原の戦い/関ヶ原後の論功行賞/将軍宣下

⑦大御所――実権の具体像と秀忠への権力移譲
 大御所が掌握した権限/秀忠への権力移譲/大坂の陣/「ゆるゆるとてんかおわたし」