《日本史リブレット人》043.武田信玄と毛利元就 思いがけない巨大な勢力圏
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目次:
発見の余地、訂正の余地
1.信玄と元就,その生涯,風貌,筆跡
信玄の生涯/冴えない中年/元就の生涯/頬ひげの老人
2.当主の地位に就く
信玄は正義の味方か/問題の多い「小年代記」/元就の本家相続/
「歴史の偽造」説をめぐって
3.名将の条件とは
偉大なカリスマ/信玄の人柄/元就の人柄/戦さの戦い方/
名将の条件
4.広がる勢力圏
より強く,より大きく?/駿河侵攻は報復の行動/
周防・長門はかえって重荷/防衛のための進出
5.金山と銀山,港湾と海運
信玄と金山/元就と銀山/信玄の駿河侵攻と港湾・海運/
厳島の戦いをめぐって/港湾の「掌握」とは
6.将軍との接し方
恭順の意を表する/足利義昭との対立/上意に背いてもかまわない
7.家臣を従える
起請文を書かせる/傘連判の意味/国衆に対する優越
8.家を伝える
元就の「教訓状」/複数の男子をもうける/権力の継承
1.信玄と元就,その生涯,風貌,筆跡
信玄の生涯/冴えない中年/元就の生涯/頬ひげの老人
2.当主の地位に就く
信玄は正義の味方か/問題の多い「小年代記」/元就の本家相続/
「歴史の偽造」説をめぐって
3.名将の条件とは
偉大なカリスマ/信玄の人柄/元就の人柄/戦さの戦い方/
名将の条件
4.広がる勢力圏
より強く,より大きく?/駿河侵攻は報復の行動/
周防・長門はかえって重荷/防衛のための進出
5.金山と銀山,港湾と海運
信玄と金山/元就と銀山/信玄の駿河侵攻と港湾・海運/
厳島の戦いをめぐって/港湾の「掌握」とは
6.将軍との接し方
恭順の意を表する/足利義昭との対立/上意に背いてもかまわない
7.家臣を従える
起請文を書かせる/傘連判の意味/国衆に対する優越
8.家を伝える
元就の「教訓状」/複数の男子をもうける/権力の継承
メッセージ・あとがき:
信玄・元就のイメージは,大きく変わるかもしれない。武田信玄と毛利元就は,いうまでもなく,東日本・西日本を代表する戦国武将である。すでに数多くの研究が行われてきた。しかし,彼らのイメージは,まだ固まっていないというべきである。発見されるべき事実や,訂正されるべき通説は,意外にたくさん残っている。最新の研究が正しいとも限らない。冷静な目で信玄・元就の実像を見直したい。