《日本史リブレット人》006.天武天皇と持統天皇 律令国家を確立した二人の君主
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目次:
大君は神にしませば
1.壬申の乱と軍国体制
大海人の立場/壬申の乱/逆賊と功臣たちのその後/
政要は軍事なり/神風の伊勢
2.律令編纂と支配体制
近江令から大宝律令まで/氏の再編/地方行政組織と戸籍/
官制の整備/「天皇」号と「日本」国号
3.飛鳥の宮から藤原京へ
重層する飛鳥「岡本」の宮/酒船石遺と石神遺跡/
藤原京の都城プラン/大極殿と朱雀大路/国家構想のなかの仏教
4.王位継承方式の模索
群臣推戴と先帝遺詔/吉野誓盟から持統の権力掌握まで/
持統即位儀の画期性/「定策禁中」と譲位/太上天皇持統とその死
歴史書の編纂と国際認識
1.壬申の乱と軍国体制
大海人の立場/壬申の乱/逆賊と功臣たちのその後/
政要は軍事なり/神風の伊勢
2.律令編纂と支配体制
近江令から大宝律令まで/氏の再編/地方行政組織と戸籍/
官制の整備/「天皇」号と「日本」国号
3.飛鳥の宮から藤原京へ
重層する飛鳥「岡本」の宮/酒船石遺と石神遺跡/
藤原京の都城プラン/大極殿と朱雀大路/国家構想のなかの仏教
4.王位継承方式の模索
群臣推戴と先帝遺詔/吉野誓盟から持統の権力掌握まで/
持統即位儀の画期性/「定策禁中」と譲位/太上天皇持統とその死
歴史書の編纂と国際認識
メッセージ・あとがき:
律令国家体制の確立を担った二人の君主,天武と持統は,中国で唐王朝が成立し,朝鮮三国の抗争が新羅による統一で決着する東アジアの激動期に,卓越した指導力を発揮して,機構による支配への道を切り開いた。白村江での敗戦,壬申の乱勝利という大きな戦いの影を引きずりながら,律令編纂,官人制の樹立,都城の形成,さらに「天皇」号の確立,「日本」国号の制定へと,新しい国家の形をつくりあげた夫婦の足跡を,時代のなかに位置づけ,たどっていく。