《日本史リブレット》077.対馬と海峡の中世史
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目次:
中世の対馬と海峡
1.応永の外寇から平和通交の時代へ
応永の外寇/拘留された人びと/通交の制限から条約締結へ/
対馬島漁民、孤草島へ出漁/
『海東諸国紀』にみえる対馬の通交者/当国・高麗の諸公事/
朝鮮使節のみた中世の対馬/対馬島主の館
2.外交官・通交者・商人・海民
中世対馬の外交官・宗国幸一族/宗国幸家の朝鮮貿易/
『海東諸国紀』にみえる大浦宗氏と朝鮮/
十六世紀の大浦宗氏と朝鮮/廻船商人と交易/海民と製塩/
多様な漁業/曲海士の活動/中世の尾崎と朝鮮/早田氏の動向/
流通の拠点としての尾崎地域-「陸地・高麗の商帰朝の舟」
3.三浦・後期倭寇・遺跡
三浦恒居倭の活動/対馬と三浦/三浦恒居倭の終焉/
後期倭寇の活動/対馬宗氏の朝鮮政策/津島島内の防衛強化/
対馬宗氏の情報ネットワーク-壱岐・博多・赤間関・肥前/
中世の遺跡は語る/陶磁器の意味するもの
近世へ、そして現代へ
1.応永の外寇から平和通交の時代へ
応永の外寇/拘留された人びと/通交の制限から条約締結へ/
対馬島漁民、孤草島へ出漁/
『海東諸国紀』にみえる対馬の通交者/当国・高麗の諸公事/
朝鮮使節のみた中世の対馬/対馬島主の館
2.外交官・通交者・商人・海民
中世対馬の外交官・宗国幸一族/宗国幸家の朝鮮貿易/
『海東諸国紀』にみえる大浦宗氏と朝鮮/
十六世紀の大浦宗氏と朝鮮/廻船商人と交易/海民と製塩/
多様な漁業/曲海士の活動/中世の尾崎と朝鮮/早田氏の動向/
流通の拠点としての尾崎地域-「陸地・高麗の商帰朝の舟」
3.三浦・後期倭寇・遺跡
三浦恒居倭の活動/対馬と三浦/三浦恒居倭の終焉/
後期倭寇の活動/対馬宗氏の朝鮮政策/津島島内の防衛強化/
対馬宗氏の情報ネットワーク-壱岐・博多・赤間関・肥前/
中世の遺跡は語る/陶磁器の意味するもの
近世へ、そして現代へ
メッセージ・あとがき:
よく晴れた日には,韓国の山々や釜山の町の灯りが見える。
この山ばかりの島,ながく朝鮮半島と日本をつなぐ交流の架け橋であり,またある時には,戦争の舞台や前線基地ともなった。
倭寇,宗氏,その家臣団,貿易商人,農民や海民たち。
この島に生きる人びとは,朝鮮半島や九州と多様な関係をもってきた。
東アジア世界の変容や日本国内の動向が,この島にもたらしたものは何であったのか?
今日まで続く対馬と朝鮮半島との交流の原点を中世にさぐる。