《日本史リブレット》054.近代歌謡の軌跡
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目次:
歌声の近代化
1.幕末の歌謡
三味線が主流/「端唄」全盛/黒船来航の「くどき節」/
「ちょぼくれ」で幕政批判/討幕の歌,佐幕の歌
2.西洋の洗礼
文明開化の「どどいつ」/唱歌の移植と展開/軍歌の成立と推移/
「オッペケぺー」で演歌誕生
3.大正モダニズム
街角の歌声/芸術座のステージから/浅草オペラの盛衰/
子供たちに夢を
4.メディアの中で
レコードと映画/新聞と興行界/検閲スタート/放送と政府の対応
5.音楽状況急変
放送界発展の中で/「君の名は」とジャズ流行/
ロカビリーとエレキ旋風/演歌からJポップへ
1.幕末の歌謡
三味線が主流/「端唄」全盛/黒船来航の「くどき節」/
「ちょぼくれ」で幕政批判/討幕の歌,佐幕の歌
2.西洋の洗礼
文明開化の「どどいつ」/唱歌の移植と展開/軍歌の成立と推移/
「オッペケぺー」で演歌誕生
3.大正モダニズム
街角の歌声/芸術座のステージから/浅草オペラの盛衰/
子供たちに夢を
4.メディアの中で
レコードと映画/新聞と興行界/検閲スタート/放送と政府の対応
5.音楽状況急変
放送界発展の中で/「君の名は」とジャズ流行/
ロカビリーとエレキ旋風/演歌からJポップへ
メッセージ・あとがき:
明治の初めに来日した外国人はそう観察した。
同じころ,音楽家は社会全体の奴隷だと,その地位の低さが指摘されている。
それから100ねん,状況は一変した。
いまや,ヨーロッパで活躍する日本人音楽家は十指にあまる。
大衆音楽も東アジアの国々で持てはやされている。
欧米諸国との落差がどうして埋まったのだろうか。
日本が"音楽大国"になった理由を,大衆音楽の歩みで明らかにしてみたい。