都市史研究11 2024

価格
4,500円 (税込)
在庫: 未刊
解説: 都市史学会の会誌の第11号。論文「宗派境域都市としての近世ソミュールとオラトリオ会の文化=空間構造」(坂野正則),研究ノート「都市平泉の南方鎮守と境界祭祀」(二階堂里絵),大会基調講演「関東大震災時の東京における消防活動の記録と記憶」(鈴木淳)のほか,小特集「大災害の記録と記憶」・書評など。

※2024/10/21新刊配本予定
ISBN:
978-4-634-52761-4
シリーズ: 都市史研究 11
著者: 都市史学会 
刊行予定:
2024年10月 下旬
仕様: B5  ・  予152ページ
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目次:
論文  宗派境域都市としての近世ソミュールとオラトリオ会の文化=空間構造 坂野正則

研究ノート  都市平泉の南方鎮守と境界祭祀 二階堂里絵 

大会基調講演  関東大震災時の東京における消防活動の記録と記憶 鈴木淳

小特集  大災害の記録と記憶
 シンポジウムの開催について 
 原子力災害からの帰還と記録と記憶 羽藤英二
 近世都市鳥取における水害記録作成と「活用」 岩淵令治 
 関東大震災下の東大医学部 赤川学 
 体験記から描く関東大震災―横浜市民の胡人記録を中心に― 吉田律人 
 東アジアからみた関東大震災 武藤秀太郎 
 コメント 頴原澄子 
 展示史料の紹介 勝田俊輔 
 寄稿 海峡都市をめぐる覚書―門司と下関を結ぶもの― 樺山紘一 

書評とリプライ
 長井伸仁著『近代パリの社会と政治―都市の日常を探る―』 東出加奈子/中山洋平/中野隆生/長井伸仁

書評
 佐々木健策著『戦国期小田原の城と城下町―遺跡と景観にみる戦国大名―』 高橋慎一朗
 池田真歩著『首都の議会―近代移行期東京と政治秩序と都市改造―』 鈴木智行 
 塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』 岸本美緒 

新刊紹介
 呉偉華著『近世大坂の御用宿と都市社会』
 岩淵令治・志村洋編『日本近世史を見通す4 地域からみる近世社会』
 堀地明著『清代北京の首都社会―食糧・火災・治安―』
 李美奈著『ヴェネツィアのゲットー―商館・共同体・コンタクトゾーン―』
 青柳いづみこ著『パリの音楽サロン―ベルエポックから狂乱の時代まで―』
 片木篤著『チョコレート・タウン―〈食〉が拓いた近代都市―』
 エルメス財団編『Savoir & Fairc 土』

二〇二三年度都市史学会大会・研究発表要旨
 貴族のコンミッサリーアによるオスピツィオ 和栗珠里
 城下町の濠・掘割運河の形成に関する考察―正保城絵図を題材として― 中川恵
 一九世紀前半における根津門前町と都市社会―三井家と江戸町会所に着目して― 須田華那
 軍事政権下での成都の都市改造―街路整備に注目して― 李雨桃