都市史研究 8 2021

価格
4,180円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 都市史学会の会誌の第8号。論文「外国人居留地の水際使用と景観変容」(陳雲蓮),大会基調講演「Withコロナ時代の羅針儀」(山本太郎)のほか,小特集「疫病と都市」・書評など。
※陳雲蓮先生の「蓮」は、二点しんにょうです。
ISBN:
978-4-634-52758-4
シリーズ: 都市史研究 8
著者: 都市史学会  陳雲蓮  山本太郎  勝田俊輔  高橋慎一朗  曹貞恩  小林丈広  永島剛  初田香成  福村任生  岩本葉子  坂下史  新井潤美  頴原澄子  大石和欣  堀賀貴  森亘  温井亨 
刊行:
2021年10月
仕様: B5  ・  144ページ
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目次:
論文 
外国人居留地の水際使用と景観変容―水際使用権、干潮点、水際地区をめぐって………………陳雲蓮

大会基調講演 
Withコロナ時代の羅針儀―都市と感染症―………………山本太郎

小特集 疫病と都市
シンポジウムの開催について  
疫病と都市―史学史的イントロ―………………勝田俊輔 
日本中世の都市と疫病………………高橋慎一朗
清朝末期の中国都市における天然痘対策―痘神から種痘まで………………曹貞恩
近代都市と「衛生自治」―「貧民部落」をめぐって………………小林丈広
都市における疾病流行への認識―ヴィクトリア時代ロンドンの場合―………………永島剛

研究動向 
都市災害史研究と疫病………………初田香成

書評
赤松加寿江著『近世フィレンツェの都市と祝祭』………………福村任生
長谷川香著『近代天皇制と東京―儀礼空間からみた都市・建築史―』………………岩本葉子

ラウンドテーブル
大石和欣著『家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学―』をめぐって
                 ………………坂下史・新井潤美・頴原澄子・大石和欣

新刊紹介
片平博文著『貴族日記が描く京の災害』
落合義明著『中世東国武士と本拠』
髙橋康夫著『京都と首里―古都の文化遺産研究―』
地方史研究協議会編『京都という地域文化』
澤登寛聡・筑後則編『江戸日本橋商人の記録―〈にんべん〉伊勢屋高津伊兵衛家の古文書―』
ジョン・ブリーン/丸山宏/高木博志編 “Kyoto's Renaissance ANCIENT CAPITAL FOR MODERN JAPAN”
松本洋幸著『近代水道の政治史―明治初期から戦後復興期まで―』
妹尾達彦編著『アフロ・ユーラシア大陸の都市と社会』
市川紘司著『天安門広場―中国国民広場の空間史―』
張寧著『異園事物的轉譯―近代上海的跑馬・跑狗與回力球賽―』
伊藤毅編『フリースラント―オランダ低地地方の建築・都市・領域―』
    『イタリアの中世都市―アゾロの建築から領域まで―』
陣内秀信著『水都 東京―地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外―』
安孫子信監修/法政大学江戸東京研究センター編『風土(Fûdo)から江戸東京へ』
西井麻里奈著『広島 復興の戦後史―廃墟からの「声」と都市―』
Beatriz Colomina “X-Ray Architecture”  
二〇二〇年度都市史学会大会・研究発表要旨
人口密度と浴場から考える古代都市ローマと疫病………………堀賀貴
十一世紀ヨーロッパ中泄の都市誕生における贈与と聖性の問題 
                 ―阿部謹也とG.バタイユを媒介にして―………………森亘
東北の町家の類型化と都市建築としての評価………………温井亨

活動記録 都市史学会活動記録
会告 都市史学会規約
彙報 論文募集規程

英文目次/欧文要旨

(※陳雲蓮先生の「蓮」は、二点しんにょうです。)