都市史研究3 2016

価格
4,180円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 都市史学会の会誌の第3号。論文「明治期東京の町と土地売買――麴町十二丁目を中心に」(岩本葉子)・研究ノート「日本統治初期台湾における築港構想について――栃内曽次郎による打狗築港論を中心に」(簡佑丞)のほか,小特集「水都史」・書評など。
ISBN:
978-4-634-52753-9
シリーズ: 都市史研究 3
著者: 都市史学会  岩本葉子  簡佑丞  五味文彦  ルドヴィーカ=ガレアッツォ  湯上良  陣内秀信  吉田伸之  伊藤裕久  柘植信行  大久保純一  小酒井大悟  櫻井良樹  水野千依  中尾俊介  鈴木智行 
刊行:
2016年12月
仕様: B5  ・  168ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
論文
明治期東京の町と土地売買―麹町十二丁目を中心に………………岩本葉子

研究ノート
日本統治初期台湾における築港構想について―栃内曽次郎による打狗築港論を中心に―
                               ………………簡佑丞

小特集 水都史
シンポジウムの開催について
日本における都市形成史の特質………………五味文彦
ヴェネツィアの水と食―ラグーナと都市のさまざまな歴史―
                ………………ルドヴィーカ=ガレアッツォ(湯上良訳)
水都史から見たヴェネツィアと東京の比較論………………陣内秀信
「御城米」と江戸の湊………………吉田伸之
日本橋からみた水都の空間構造―河岸地と町の関係に注目して―………………伊藤裕久
水辺から見た中・近世の品川―中世大井の歴史空間を中心に―………………柘植信行
江戸名所絵に見る水辺の景………………大久保純一

書評
飯田市歴史研究所編『飯田・上飯田の歴史 上巻』………………小酒井大悟
飯田市歴史研究所編『飯田・上飯田の歴史 下巻』………………櫻井良樹
桑木野幸司著『叡智の建築家―記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市』
                               ………………水野千依  
新刊紹介
舘野和己編『日本古代のみやこを探る』
柳原敏昭編『東北の中世史1 平泉の光茫』
Toru Miura (三浦徹)“Dynamism in the Urban Society of Damascus-The Salihiyya
   Quarter from the Twelfth to the Twentieth Centuries“
陣内秀信著『イタリア都市の空間人類学』
牧原成征編『近骨の権力と商人』
逸身喜一郎・吉田伸之編
『両替商 銭屋佐兵衛 第一巻 四代佐兵衛評伝 第二巻 逸身家文書研究』
吉田伸之著『地域史の方法と実践』
Les identitēs urbaines au Mayen Âge:
regards sur les villes du Midi français : actes du colloque de Montpellie 8-9 dēcembre 2011
帆刈浩之著『越境する身体の社会史―華僑ネットワークにおける慈善と医療―』
石神隆著『水都ブリストル―輝き続けるイギリス栄光の港町―』
中川理著『京都と近代―せめぎ合う都市空間の歴史―』
中野隆生編『二十世紀の都市と住宅―ヨーロッパと日本ー』

二〇一五年度都市史学会大会・研究発表要
横浜開港場の水際空間―幕末から明治初頭における波止場・海岸の計画と秩序―………………中尾俊介
都市計画と地域社会の再編成―洗足風致協会の事例から………………鈴木智行

活動記録 都市史学会活動記録
会告 都市史学会規約
彙報 論文募集規程

英文目次/欧文要旨