《別冊都市史研究》伝統都市を比較する 飯田とシャルルヴィル

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解説: 2010年8月に飯田市で開催したラウンド・テーブルの記録。小規模な伝統都市である城下町飯田とフランスの要塞都市シャルルヴィルを比較類型的に把握。2つの都市を比較した「小規模伝統都市論」と,パリや大坂にも素材を広げた「伝統都市の周縁」の2部構成。
ISBN:
978-4-634-52714-0
シリーズ: 別冊都市史研究
著者: ギョーム・カレ  フランソワ=ジョゼフ・ルッジウ  高澤紀恵  吉田伸之 
刊行:
2011年6月
仕様: B5判  ・  312ページ
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目次:
  序文 小規模伝統都市-飯田とシャルルヴィル
Ⅰ 円座「伝統都市の比較史」にむけて
  都市を比較する
  伝統都市の比較史
Ⅱ 円座の記録① 小規模伝統都市論-飯田とシャルルヴィル
  一八世紀のシャルルヴィル住民
   -人口史,家族史,社会史による研究
  近世後期飯田町の人口動態と社会構造
  シャルルヴィルにおける都市空間の形成と発展
   -君侯による創設から鉄道の到来まで
  城下町の都市改造と武家地の変化の一断面
   -飯田荒町周辺を題材に
Ⅲ 円座の記録② 伝統都市の周縁
  芸術エリアの歴史
  人形芝居-芸能の担い手と地域社会
  一八世紀前半パリにおけるサント・マルグリット愛徳会と貧民救済
  近世後期・大坂における非人の「家」
Ⅳ 円座の記録③ コメントと討論要旨
  「伝統都市の比較史」コメント①
  「伝統都市の比較史」コメント②
  討論要旨
Ⅴ 伝統都市論に寄せて
  近世ヨーロッパにおける工業化以前の都市
   -イギリスとフランスの事例から考える
  飯田とシャルルヴィルを比較する
  アウクスブルクにおける再洗礼派の秘密集会
   -租税台帳を手がかりに
  跋文