《史学会シンポジウム叢書》摂関期の国家と社会

価格
4,400円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 摂関期の国家や社会は、律令制から平安時代前期をへて、いつどのように変化し、また何が変らなかったのか。多様な切り口から実証的に考察する。2015年史学会大会シンポジウムをもとに編集。 
ISBN:
978-4-634-52365-4
シリーズ: 史学会シンポジウム叢書
著者: 大津透  武内美佳  伴瀬明美  黒須友里江  下向井龍彦  大隅清陽  神戸航介  三谷芳幸  森公章  小倉慈司  渡邊誠  西本昌弘 
刊行:
2016年11月
仕様: A5  ・  296ページ
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目次:
はじめに…大津透

Ⅰ部 摂関期の天皇とその周辺
 1章 摂関期の女官と天皇…武内美佳
 2章 摂関期の立后儀式――その構造と成立について…伴瀬明美
 3章 摂政・関白と体制官政務――解の決裁について…黒須友里江
 4章 大策と在京武士召集――王朝国家軍政の一側面…下向井龍彦
 5章 摂関期内裏における玉座とその淵源…大隅清陽

Ⅱ部 財政と地方支配
 1章 摂関期の財政制度と文書――京庫出給と外国出給…神戸航介
 2章 摂関期の土地支配―不堪佃田奏を中心に…三谷芳幸
 3章 畿内郡司氏族の行方…森公章

Ⅲ部 文化と外交
 1章 摂関期における貴族の神事観…小倉慈司
 2章 国際環境のなかの平安日本…渡邊誠
 3章 日本・呉越国交流史余論…西本昌弘

おわりにかえて――平安時代の時代区分…大津透