《史学会シンポジウム叢書》十八世紀日本の政治と外交
価格: |
4,400円 (税込)
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在庫: |
在庫あり |
解説: | 17世紀に確立した近世的な政治・経済・社会の仕組みが,19世紀半ばに解体する。その中間に位置する18世紀日本をいかに理解するのか。近世を解体させる諸要素の生起を,政治的な面を中心に捉え直す。2009年史学会大会日本近世史部会のシンポジウムをもとに編集。 |
ISBN: | 978-4-634-52359-3 |
シリーズ: | 史学会シンポジウム叢書 |
著者: | |
刊行: |
2010年10月
|
仕様: | A5判 ・ 256ページ |
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目次:
はしがき
Ⅰ部 十八世紀の幕府政治
1章 近世中期の幕藩関係-金沢藩の御用頼
はじめに
1 御用頼の役割と変化
2 享保十二年水野忠之への御内用頼依頼
3 御用頼の縮減
おわりに
2章 十八世紀中後期における大坂金融市場統制策
はじめに
1 十八世紀大坂における米市場統制策
2 天明期御用金政策の位置づけ
3 融通御貸付制度の意義
おわりに
3章 幕藩領主層の政治理念と幕政改革
-上杉鷹山の学問受容と改革政治の展開
はじめに
1 上杉鷹山・米沢藩の中期幕政改革について
2 安永期における鷹山の思想と幕政改革の展開
3 天明・寛政期における鷹山の思想と寛政改革
おわりに
Ⅱ部 十八世紀の朝廷・朝幕関係
1章 十八世紀の朝廷と職制-皇嗣付三卿を中心に
はじめに
1 皇嗣付三卿の成立
2 堂上公家の昇進階梯
おわりに
2章 十八世紀の朝廷財政と朝幕関係
-江戸幕府の財政政策・遠国支配政策と関連して
はじめに
1 取替金の活用-享保~明和八年
2 勘定奉行所と朝廷財政-明和八年~安永七年
3 定高制導入による諸問題と同制度改正-安永七年~寛政年間
おわりに
3章 「みよさし」論の再検討
はじめに
1 宣長と篤胤
2 ペリー来航と「御武威」
3 安政の大獄と「みよさし」論
4 攘夷の時代
5 王政復古へ
おわりに
Ⅲ部 十八世紀の対外関係
1章 十八世紀の対外政策と長崎
はじめに-十八世紀の対外関係をどのようにとらえるか
1 元禄年間の長崎と対外政策-十八世紀の始まり
2 家宣・家継政権-正徳の治
3 吉宗政権
4 田沼政権-宝暦から天明期
5 定信政権
おわりに
2章 信牌制度に関する基礎研究-信牌方とその職務を中心に
はじめに
1 信牌の記載内容と機能
2 信牌方の職務と人員構成
3 信牌事務のプロセス
おわりに
3章 幕府蝦夷地政策の転換とクナシリ・メナシ事件
はじめに
1 田沼時代の蝦夷地政策の意義
2 クナシリ・メナシ事件の認識と処理
3 蝦夷地をめぐる幕
Ⅰ部 十八世紀の幕府政治
1章 近世中期の幕藩関係-金沢藩の御用頼
はじめに
1 御用頼の役割と変化
2 享保十二年水野忠之への御内用頼依頼
3 御用頼の縮減
おわりに
2章 十八世紀中後期における大坂金融市場統制策
はじめに
1 十八世紀大坂における米市場統制策
2 天明期御用金政策の位置づけ
3 融通御貸付制度の意義
おわりに
3章 幕藩領主層の政治理念と幕政改革
-上杉鷹山の学問受容と改革政治の展開
はじめに
1 上杉鷹山・米沢藩の中期幕政改革について
2 安永期における鷹山の思想と幕政改革の展開
3 天明・寛政期における鷹山の思想と寛政改革
おわりに
Ⅱ部 十八世紀の朝廷・朝幕関係
1章 十八世紀の朝廷と職制-皇嗣付三卿を中心に
はじめに
1 皇嗣付三卿の成立
2 堂上公家の昇進階梯
おわりに
2章 十八世紀の朝廷財政と朝幕関係
-江戸幕府の財政政策・遠国支配政策と関連して
はじめに
1 取替金の活用-享保~明和八年
2 勘定奉行所と朝廷財政-明和八年~安永七年
3 定高制導入による諸問題と同制度改正-安永七年~寛政年間
おわりに
3章 「みよさし」論の再検討
はじめに
1 宣長と篤胤
2 ペリー来航と「御武威」
3 安政の大獄と「みよさし」論
4 攘夷の時代
5 王政復古へ
おわりに
Ⅲ部 十八世紀の対外関係
1章 十八世紀の対外政策と長崎
はじめに-十八世紀の対外関係をどのようにとらえるか
1 元禄年間の長崎と対外政策-十八世紀の始まり
2 家宣・家継政権-正徳の治
3 吉宗政権
4 田沼政権-宝暦から天明期
5 定信政権
おわりに
2章 信牌制度に関する基礎研究-信牌方とその職務を中心に
はじめに
1 信牌の記載内容と機能
2 信牌方の職務と人員構成
3 信牌事務のプロセス
おわりに
3章 幕府蝦夷地政策の転換とクナシリ・メナシ事件
はじめに
1 田沼時代の蝦夷地政策の意義
2 クナシリ・メナシ事件の認識と処理
3 蝦夷地をめぐる幕