《史学会シンポジウム叢書》「人のつながり」の中世
価格: |
4,400円 (税込)
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在庫: |
在庫あり |
解説: | 2007年の史学会大会日本中世史部会でのシンポジウムをもとに編集。中世における主要な社会集団である公家・武士・寺院社会の自他認識や秩序体制を「人のつながり」といった底辺からの視線で、それらの集団を成立させている特徴を探り当てようとする論文集。(近年の先端的研究を総括しつつ、Ⅰ部では各集団内部の主体性や規範などに、Ⅱ部では越境していく様相にそれぞれ重点をおいて、その特徴に迫る。) |
ISBN: | 978-4-634-52356-2 |
シリーズ: | 史学会シンポジウム叢書 |
著者: | |
刊行: |
2008年11月
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仕様: | A5判 ・ 256ページ |
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目次:
Ⅰ部 集団をつくるもの
1章 中世前期朝廷社会における身分秩序の形成
―外記局における中世的体制の形成を通して・・・遠藤珠紀
2章 領主の一揆と被官・下人・百姓・・・呉座勇一
3章 中世僧侶集団の内部規範
―身分制と平等性原理のはざまで・・・大塚紀弘
4章 中世における山門集会の特質とその変遷・・・三枝暁子
Ⅱ部 越境する人脈
1章 院政期の挙状と権門裁判―権門の口入と文書の流れ・・・佐藤雄基
2章 土倉の人脈と金融ネットワーク・・・桜井英治
3章 松浦党の壱岐島「分治」と境界人ネットワーク・・・村井章介
4章 動乱と自治―日中歴史イメージの交錯・・・岸本美緒
1章 中世前期朝廷社会における身分秩序の形成
―外記局における中世的体制の形成を通して・・・遠藤珠紀
2章 領主の一揆と被官・下人・百姓・・・呉座勇一
3章 中世僧侶集団の内部規範
―身分制と平等性原理のはざまで・・・大塚紀弘
4章 中世における山門集会の特質とその変遷・・・三枝暁子
Ⅱ部 越境する人脈
1章 院政期の挙状と権門裁判―権門の口入と文書の流れ・・・佐藤雄基
2章 土倉の人脈と金融ネットワーク・・・桜井英治
3章 松浦党の壱岐島「分治」と境界人ネットワーク・・・村井章介
4章 動乱と自治―日中歴史イメージの交錯・・・岸本美緒