《史学会シンポジウム叢書》王権を考える 前近代日本の天皇と権力

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4,400円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 日本史研究の細分化が進む中,「王権」をキーワードに,時代の枠を超えて国家や権力・権威について考える試み。さらに,近年しばしば用いられる「王権」という語の多様性や問題点を提示する。2005年史学会大会日本史部会シンポジウムの報告に諸論考を加えて書籍化。
ISBN:
978-4-634-52353-1
シリーズ: 史学会シンポジウム叢書
著者: 大津透  大平聡  春名宏昭  古瀬奈津子  河内祥輔  五味文彦  新田一郎  池亨  藤田覚  堀新  山口和夫 
刊行:
2006年11月
仕様: A5判  ・  270ページ
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目次:
 序章 王権論のための覚え書き・・・大津 透
Ⅰ部 古代における王権 
 1章 古代の国家形成と王権・・・大平聡
 2章 平安新王朝の創設・・・春名宏昭
 3章 摂関政治と王権-平安中期における王権・・・古瀬奈津子
Ⅱ部 中世における王権
 1章 中世の国家と政治体制・・・河内祥輔
 2章 東国の王権-鎌倉と平泉・・・五味文彦
 3章 中世における権威と権力-「王権」という道具立てをめぐるコメント・・・新田一郎
 4章 中世後期の王権をめぐって・・・池 享
Ⅲ部 近世における王権
 1章 近世王権論と天皇・・・藤田 覚
 2章 織豊期王権論再論-公武結合王権論をめぐって・・・堀 新
 3章 近世の朝廷・幕府体制と天皇・院・摂家・・・山口和夫