桂園時代の形成 1900年体制の実像

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5,500円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 山県有朋・星亨・桂太郎・原敬をめぐる対立と妥協・提携や合意形成への努力をさまざまな局面から叙述し、藩閥の限界と政党の限界を探る。
ISBN:
978-4-634-52018-9
著者: 中里裕司 
刊行:
2015年5月
仕様: A5判  ・  216ページ
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目次:
はじめに - 序論にかえて
第一章 第二次山県有朋内閣と憲政党
  はじめに - 本章の課題
  1 第二次山県有朋内閣と憲政党との提携
  2 地租増徴案成立の政治過程
  3 文官任用令改正の公布と憲政党
  4 衆議院議員選挙法改正と憲政党
  5 治安警察法の公布と憲政党
  6 軍部大臣現役武官制と提携の終了

第二章 日清戦後財政をめぐる藩閥・政友会・商工業者
  1 地租増徴と憲政党の財政運営構想
  2 日清戦後財政の展開と憲政党
  3 立憲政友会の成立と第四次伊藤博文内閣の財政運営
  4 立憲政友会と商工業者
  おわりに

第三章 幻の「近衛新党」
  はじめに - 問題の所在
  1 憲政本党の政治的動向
  2 憲政本党と国民同盟会
  3 第一五議会における増税問題と憲政本党
  おわりに

第四章 第一次桂太郎内閣と立憲政友会
  はじめに - 問題の所在
  1 第一六議会の対立構造
  2 地租憎徴継続問題と第三次海軍拡張をめぐる政友会と桂太郎内閣
  おわりに - 財政運営をめぐる第一次桂太郎内閣と政友会

第五章 第一次西園寺公望内閣と日露戦後財政
  はじめに
  1 戦時財政としての明治三九年度予算
  2 第一次西園寺公望内閣の政策展開
  3 第一次西園寺公望内閣の財政運営とその崩壊
  おわりに

第六章 第二次桂太郎内閣と経済界
  はじめに
  1 国債償還政策による経済界救済
  2 第二次桂太郎内閣をめぐる経済界の動向
  おわりに

あとがき
索引