《ヒストリア》19. 歴史書を読む 『歴史十書』のテクスト科学

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解説: 古代から中世の転換期にトゥールの司教が書き残した『歴史十書』。テクストの構造を手掛かりにこの史書に託された知られざる意図を解明する。
ISBN:
978-4-634-49190-8
シリーズ: ヒストリア 19
著者: 佐藤彰一 
刊行:
2004年3月
仕様: その他
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目次:
1.グレゴリウスの生涯と著作
2.『歴史十書』とは何か
3.テクスト構造と終末思想
4.沈黙のテクスト
5.『歴史十書』テクストの独自性
あとがき
参考文献  
メッセージ・あとがき:
著者からのメッセージ・・・西洋の古代から中世への転換別に,ひとりの教会人が後世へのメッセージとして書き残した史書『歴史十書』。
それは伝えられるようにフランク人の歴史を記すことを目的としていたのだろうか。
語られる内容だけでなく,テクストの分節構造を手がかりに,著者グレゴリウスがこの史書に託した知られぎる意図を解き明かしてゆこう。