《ヒストリア》3. 武器を焼け ロシアの平和主義者たちの軌跡

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解説: 迫害を逃れてカナダに移住し,今も絶対平和の信仰を守るロシア正教の異端ドゥホボール教徒。その歴史を著者が接した人々の姿とともに描く。
ISBN:
978-4-634-49030-7
シリーズ: ヒストリア 3
著者: 中村喜和 
刊行:
2002年5月
仕様: B6判  ・  200ページ
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目次:
1.今,カナダで
2.神は心の中に
3.カフカースへ
4.武器を焼け
5.迫害
6.立ち上がるトルストイ
7.ロシアを離れて
 
メッセージ・あとがき:
~著者からのメッセージ~
19世紀末,ロシアのカフカースで,小銃やサーベルから拳銃・ナイフにいたるまで,武器という武器をことごとく焼き捨てた宗派があった。
若者たちは徴兵に応ぜず,兵役についていた者は銃を執ることを拒否した。
その名はドゥホボール。
彼らが信条とした平和主義の由来と,その結末を明らかにしたいと思う。
いわば,平和主義を無条件で賛美することも,その非をあげつらうことも,この本の目的ではない。