《歴史のフロンティア》議員が選挙区を選ぶ 18世紀イギリスの議会政治

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2,776円 (税込)
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解説: 議員は地域の代表か,国民の代表か。選挙区を移動する下院議員の姿をとおして,現在とは異なる18世紀イギリスの議会政治のあり方を描く。
ISBN:
978-4-634-48120-6
シリーズ: 歴史のフロンティア
著者: 青木康 
刊行:
1997年1月
仕様: 四六判  ・  288ページ
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目次:
第一章 ふたつの選挙戦
 1.ウェストミンスタ
 2.テイン・バラズ
第二章 十八世紀の下院議員
 1.議員の出自
 2.立候補の動機
 3.十八世紀下院の構造
第三章 下院議員の群像
 1.サー・ジョージ・サヴィル
 2.ロバート・S・ハーバート
 3.ジョン・クリーヴランド
 4.アーノルド・ネズビット
 5.エドマンド・バーク
第四章 選出区移動からみた議員
 1.研究の方法
 2.十八世紀の四つの時期の下院
 3.下院議員の型
第五章 国民代表の実像
 1.十八世紀の代表観
 2.時期的変化
あとがき

付録
索引/参考文献/図表出典一覧  
メッセージ・あとがき:
18世紀のイギリスでおもいつくのは,『ガリヴァー旅行記』の出版,ミュール紡績機の発明,競馬のダービ・レースの誕生。それでは当時の議会の様子はどんなだったと思いますか。ウォルポール首相のもとで政党内閣制が発展と書けば,学校の試験なら○でしょう。しかし,もっと詳しく調べてゆくと,どうもあやしい。本当はどんなだったか。この本は当時の政治の中心,議会の下院へ潜入するタイムマシンなのです。