《歴史のフロンティア》夢と反乱のフォブール 1848年パリの民衆運動

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解説: 1848年,パリの街区を舞台にくりひろげられた民衆蜂起の世界。路上の共和国に生きた人々の希望の地平と日常を活写する。
ISBN:
978-4-634-48050-6
シリーズ: 歴史のフロンティア
著者: 喜安朗 
刊行:
1994年5月
仕様: 四六判  ・  360ページ
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目次:
第一章 政治的カーニヴァル?
 1.二月革命前夜
 2.民衆蜂起
 3.露呈された社会の断層
第二章 民兵と二月革命
 1.生活圏内の障壁として
 2.パリジャンの最大の悩み
 3.「宴会」が革命を呼びおこす
第三章 路上の共和国
 1.路上に多発する結集体
 2.女たちの登場
 3.亀裂の修復・秩序の再編
第四章 反乱者の夢
 1.燃えさかる思想のるつぼ
 2.パリ追放を拒否する民衆
 3.ラ・シャペル国民軍の反乱
第五章 民衆蜂起の想像力
 1.「商売人の機動隊」
 2.カルティエの煽動者たち
 3.フォブール・サン-タントワーヌ
 蜂起を超えて
あとがき

付録
索引/文献案内/本文引用史料・文献一覧/図表出典一覧
 
メッセージ・あとがき:
希望の地平,それは幻想でもあろうか。しかし,幻想なくして現実に足を踏みいれることができるだろうか。しばらく,六月の反徒たちの語ったことを追跡してみよう。