《シリーズ国際交流》7. 文化としての経済

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: モノの価値は何を基準に決められていくのか。また経済が文化に与える影響は何だったのか。巨大化し複雑化した現代の経済を文化面からとらえ直す。
ISBN:
978-4-634-47170-2
シリーズ: シリーズ国際交流 7
著者: 三尾裕子  若桑みどり  山内ひさし  菅原和孝  原口武彦  永渕康之  佐藤仁  伊藤幹治  堀内正樹  大塚和夫  石川登  市川光雄 
刊行:
2001年5月
仕様: 四六判  ・  216ページ
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目次:
はじめに―“人間中心の経済”を取り戻すために
Ⅰ 「経済」以前
    財の意味論と価値論
    自由は文化を超えるか
      ―ノーベル経済学賞 アマーティア・センに学ぶもの
    手仕事幻想
Ⅱ 文化と経済をとらえる視座
    贈与と交換からとらえた世界
    ポリティカル・エコノミー論の射程
      ―グローバル/ローカルの対立図式を超えて
Ⅲ 経済活動におけるエスニックなもの
    華僑・華人「経済文化」の検証
    「見えざるユダヤ人」とバザール経済
Ⅳ 文化が経済を,経済が文化を演出する
    文化と経済のボーダーランド
       ―ボルネオ南西部国境地帯の調査から
    ルネサンス美術のパトロネージ
    バリ島観光開発からの問い
Ⅴ 座談会
    アフリカ狩猟採集民の経済にみる社会変容の構図