《シリーズ国際交流》3. 東アジア世界の地域ネットワーク

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 多様なネットワークを通して外部世界との結びつきを強めてきた東アジア。そこで展開された国際体系のダイナミズムと構造を明かす。
ISBN:
978-4-634-47130-6
シリーズ: シリーズ国際交流 3
著者: 濱下武志 
刊行:
1999年5月
仕様: 四六判  ・  248ページ
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目次:
はじめに
Ⅰ 東アジア地域システムと日本
    アジア国際体系のダイナミズムと構造
    東アジア史に見る華夷秩序
    「西洋国際体系」を準備した「鎖国」
    “北東アジア”からみた“東アジア”
Ⅱ 東アジアと東南アジアを結ぶネットワーク
    東アジアと東南アジア
    マニラの中国人―スペイン植民地の中国帆船貿易
    海洋圏と移民
    華商のネットワークの歴史的展開
        ―問われる近代東アジア交易史における華商の位置
Ⅲ 公式・非公式の東アジア世界
    ユーラシアの「大金銀荒」
        ―十五世紀中期の世界不況下の中国と東アジア
    江戸時代の「難民」問題
        ―琉球国における漂流・漂着を中心に
    もうひとつのドル外交―アメリカとアジア・太平洋圏の形成
    闇夜の海を越えて―戦後香港の国際関係
Ⅳ 世界システム分析の課題
    対談 世界的規模で近代社会科学の根本的な見直しを
        ―ウォーラーステイン教授との対話
参考文献
あとがき