《歴史の転換期》3.750年 普遍世界の鼎立

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3,850円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 8世紀に姿を整えたキリスト教ヨーロッパ、イスラームの中東、仏教・儒教の中華の3つの「普遍」世界。現代世界を考える上でも重要な3つの世界はどのように生まれ、人々に何をもたらしたのだろうか。
ISBN:
978-4-634-44503-1
シリーズ: 歴史の転換期 3
著者: 三浦徹著・編  亀谷学  菊地重仁  大月康弘  妹尾達彦 
刊行:
2020年8月
仕様: 四六  ・  248ページ
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目次:
はしがき

総論 普遍世界の鼎立           三浦 徹

1章 イスラーム世界の出現        亀谷 学
1 アッバース朝革命とカリフ位をめぐる戦い
2 アッバース朝政権とイスラーム社会の形成
3 古代末期の社会とイスラームの登場

2章 西方キリスト教世界の形成      菊地重仁
1 フランク君主権と教皇権
2 王国の統一性と多様性
3 並立する世界

3章 ビザンツ皇帝の帝国統治と世界認識  大月康弘
1 八~十世紀の地中海世界とビザンツ帝国
2 八~十世紀のビザンツ帝国とマケドニア朝の系譜
3 『帝国の統治について』の著者と構成
4 「帝国」と「ローマ人の皇帝」
5 「帝国」とはどのようなものか

4章 長安七五一年 ― ユーラシアの変貌   妹尾達彦
1 八世紀の中国大陸――武則天から玄宗へ
2 長安七五一年(天宝十載)
3 街のざわめき

参考文献/図版出典・提供一覧