《宗教の世界史》07.ユダヤ教の歴史
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目次:
序章 一神教世界の歴史と文化のなかで
ユダヤ人とはだれか-ユダヤ・アイデンティティの所在
ユダヤ教の宗教史的理解のためのパラダイム
ラビ・ユダヤ教の自治共同体ケヒラーの特徴
第1章 古代イスラエルの宗教からユダヤ教へ
1 古代イスラエルと聖書の世界
聖書時代のイスラエル史
預言者とトーラー
トーラーの編纂とユダヤ教の成立
預言者における神の顕現
天幕と神殿における神の臨在
コラム
一神教とトーラー
2 ヘレニズム・ローマ世界とユダヤ教
ヘレニズムとの出会い
ユダヤ人社会内部の諸集団
ローマ帝国の支配とユダヤ教
ナザレのイエスと初期キリスト教
コラム
死海写本と「クムラン宗団」
3 エルサレム第二神殿崩壊からラビ・ユダヤ教の成立へ
神殿崩壊と賢者の時代の開始
第二次ユダヤ戦争からミシュナ欽定編纂へ
アモライーム時代とタルムード編纂
ラビ・ユダヤ教とユダヤ的宗教共同体の成立
第2章 一神教のなかのユダヤ教
1 キリスト教とイスラームの世界支配
イスラームの支配理論とユダヤ人の地位
キリスト教の支配理論とユダヤ人の地位
2 バビロニアのユダヤ人社会
イスラーム時代のバビロニア
サアディア・ガオンとバビロニアの黄昏
ゲオニーム時代の新たな潮流
3 アシュケナジ系のユダヤ人社会
タルムード学の発展
トーサフォートの学問体系
ユダヤ人の法的地位の変化と迫害
4 スファラディ系のユダヤ人社会
ムスリム・スペインのユダヤ人
スペインのユダヤ系知識人
中東のユダヤ系知識人
モシェ・ベン・マイモンの思想
キリスト教スペインのユダヤ人社会とカバラーの発展
ゾーハルまでの一〇〇年の歩み
異端審問からユダヤ人追放へ
コラム
一三をめぐるユダヤ教の信仰箇条
第3章 世界秩序の変遷のなかで
1 中東・オスマン帝国における展開
スペイン追放後のユダヤ人
ヨセフ・カロとイツハク・ルリア
2 東欧における展開
ポーランドのアシュケナジ系社会
ポーランド貴族
ユダヤ人とはだれか-ユダヤ・アイデンティティの所在
ユダヤ教の宗教史的理解のためのパラダイム
ラビ・ユダヤ教の自治共同体ケヒラーの特徴
第1章 古代イスラエルの宗教からユダヤ教へ
1 古代イスラエルと聖書の世界
聖書時代のイスラエル史
預言者とトーラー
トーラーの編纂とユダヤ教の成立
預言者における神の顕現
天幕と神殿における神の臨在
コラム
一神教とトーラー
2 ヘレニズム・ローマ世界とユダヤ教
ヘレニズムとの出会い
ユダヤ人社会内部の諸集団
ローマ帝国の支配とユダヤ教
ナザレのイエスと初期キリスト教
コラム
死海写本と「クムラン宗団」
3 エルサレム第二神殿崩壊からラビ・ユダヤ教の成立へ
神殿崩壊と賢者の時代の開始
第二次ユダヤ戦争からミシュナ欽定編纂へ
アモライーム時代とタルムード編纂
ラビ・ユダヤ教とユダヤ的宗教共同体の成立
第2章 一神教のなかのユダヤ教
1 キリスト教とイスラームの世界支配
イスラームの支配理論とユダヤ人の地位
キリスト教の支配理論とユダヤ人の地位
2 バビロニアのユダヤ人社会
イスラーム時代のバビロニア
サアディア・ガオンとバビロニアの黄昏
ゲオニーム時代の新たな潮流
3 アシュケナジ系のユダヤ人社会
タルムード学の発展
トーサフォートの学問体系
ユダヤ人の法的地位の変化と迫害
4 スファラディ系のユダヤ人社会
ムスリム・スペインのユダヤ人
スペインのユダヤ系知識人
中東のユダヤ系知識人
モシェ・ベン・マイモンの思想
キリスト教スペインのユダヤ人社会とカバラーの発展
ゾーハルまでの一〇〇年の歩み
異端審問からユダヤ人追放へ
コラム
一三をめぐるユダヤ教の信仰箇条
第3章 世界秩序の変遷のなかで
1 中東・オスマン帝国における展開
スペイン追放後のユダヤ人
ヨセフ・カロとイツハク・ルリア
2 東欧における展開
ポーランドのアシュケナジ系社会
ポーランド貴族
刊行にあたって:
本シリーズでは,単に各々の宗教の歴史を通観するのではなく,人びとの生活のなかに息づく信仰に踏み込み,各宗教の地域的な広がりにも着目して,現実に宗教が人間の歴史にどうかかわってきたのか,聖と俗の両面から「歴史のなかの宗教」を考えます。