《宗教の世界史》04.仏教の歴史2 東アジア
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目次:
序章 東アジア仏教とその展開・・・末木文美士
1 東アジアへの仏教伝来とその前提
仏教の三つの伝統 中央アジアから中国へ 前提としての中国古代文化
2 東アジア仏教の展開と時期区分
東アジア仏教の時期区分 中国的な場における仏教受容
3 東アジア仏教と東アジア周縁仏教
東アジア周縁仏教圏 ベトナム仏教
第1章 仏教の伝来と普及
1 中国 後漢~六朝・・・西本照真
中国への仏教伝来 仏典の翻訳と格義、偽経の撰述 中国の伝統思想との対決
仏教教団の成立と仏図澄・道安 北方諸民族支配下の宗教政策と仏教
漢民族支配下の宗教政策と仏教
2 朝鮮 三国時代・・・金 天鶴
三国への仏教伝来と仏教交流 新羅的な仏教の序幕 国家仏教と戒律
3 日本 仏教伝来~飛鳥時代・・・蓑輪顕量
朝鮮半島からの公伝 最初の尼僧と氏族の信仰 厩戸王(聖徳太子)の活躍
第2章 国家の仏教
1 中国 隋・唐・・・陳 継東
隋の誕生と仏教 唐王朝と仏教 仏教諸派の展開 仏教行事・儀式の庶民への浸透
仏教文化の爛熟
2 朝鮮 統一新羅・・・金 天鶴
大衆仏教への念願 実践信仰 仏教に対する熱意――インドへの巡礼
禅の伝来と結社信仰 唐における新羅人の仏教
3 日本 奈良・平安・・・蓑輪顕量
朝廷の関与――天武・持統朝 鎮護国家の完成 南部六宗および天台・真言二宗
僧伽の再生機能 民衆と貴族の宗教 僧侶の営みと階層分化 密教の隆盛と浄土信仰
1 東アジアへの仏教伝来とその前提
仏教の三つの伝統 中央アジアから中国へ 前提としての中国古代文化
2 東アジア仏教の展開と時期区分
東アジア仏教の時期区分 中国的な場における仏教受容
3 東アジア仏教と東アジア周縁仏教
東アジア周縁仏教圏 ベトナム仏教
第1章 仏教の伝来と普及
1 中国 後漢~六朝・・・西本照真
中国への仏教伝来 仏典の翻訳と格義、偽経の撰述 中国の伝統思想との対決
仏教教団の成立と仏図澄・道安 北方諸民族支配下の宗教政策と仏教
漢民族支配下の宗教政策と仏教
2 朝鮮 三国時代・・・金 天鶴
三国への仏教伝来と仏教交流 新羅的な仏教の序幕 国家仏教と戒律
3 日本 仏教伝来~飛鳥時代・・・蓑輪顕量
朝鮮半島からの公伝 最初の尼僧と氏族の信仰 厩戸王(聖徳太子)の活躍
第2章 国家の仏教
1 中国 隋・唐・・・陳 継東
隋の誕生と仏教 唐王朝と仏教 仏教諸派の展開 仏教行事・儀式の庶民への浸透
仏教文化の爛熟
2 朝鮮 統一新羅・・・金 天鶴
大衆仏教への念願 実践信仰 仏教に対する熱意――インドへの巡礼
禅の伝来と結社信仰 唐における新羅人の仏教
3 日本 奈良・平安・・・蓑輪顕量
朝廷の関与――天武・持統朝 鎮護国家の完成 南部六宗および天台・真言二宗
僧伽の再生機能 民衆と貴族の宗教 僧侶の営みと階層分化 密教の隆盛と浄土信仰
1 中国 宋・元・明・・・陳 継東
宋以降の仏教の特徴 宋代仏教の前奏――五代十国の仏教 宋代の仏教 遼・金の仏教
元の仏教 明の仏教――仏教政策と僧官制度 明末四大家の融合論
陽明学・キリスト教と仏教 民衆の仏教信仰
2 朝鮮 高麗時代・・・金 天鶴
国家仏教の定着 民衆への教化――均如 『高麗大蔵経』の彫板と天台宗の開創――義天
禅と天台の復興――知訥と了世 功徳仏教の流行 臨済禅の導入
3 日本 鎌倉・室町・・・蓑輪顕量
天台本覚思想 寺僧と遁世 浄土教の新展開 入宗(元)僧の関心
禅宗の展開と法華宗の成立 神と仏の関係――神仏野の習合・隔離
日本文化への影響――文学・茶道・能楽等の芸道の成立
民衆との関わり――一向一揆・法華一揆
第4章 グローバル化への抵抗と適応
1 中国 清~現代・・・陳 継東
清の仏教政策 清代の仏教界 居士仏教 清末仏教の復興 仏教と清末の社会改革
仏教の近代化 太虚の仏教改革 中華人民共和国の仏教 台湾仏教の示す新たな方向
2 朝鮮 朝鮮時代~現代・・・金 天鶴
仏教批判と弾圧 仏教の復興 僧軍と仏教政策 実学としての仏教
日本仏教の影響と抵抗 仏教信仰と仏教の再生
3 日本 江戸時代~現代・・・末木文美士
仏教の統制と定着 教学の振興 世俗倫理と戒律 他教との論争 明治維新と仏教
近代仏教の確立 民衆仏教の展開 戦争と仏教
付録
主要仏典一覧 仏像一覧 須弥山世界図 塔一覧 年表 東アジアの変遷
参考文献 索引 図版出典一覧