《新版世界各国史》19.ドナウ・ヨーロッパ史

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3,850円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: ドナウ川に沿ってヨーロッパの中央に位置するオーストリア,ハンガリー,チェコ,スロヴァキア4ヵ国。その波乱に富んだ歴史を詳述する。
ISBN:
978-4-634-41490-7
シリーズ: 新版 世界各国史 19
著者: 南塚信吾  薩摩秀登  鈴木広和  戸谷浩  稲野強  篠原琢  小沢弘明  林忠行  家田修 
刊行:
1999年3月
仕様: 四六判  ・  516ページ
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目次:
序章 ドナウ川の繋ぐ世界
第一章 ドナウ・ヨーロッパの形成
  1 ケルトの支配からローマの支配へ
  2 アヴァール人,スラヴ人,バイエルン族
  3 中世国家の成立
  4 中世国家の展開
第二章 繁栄と危機
  1 十四世紀の発展
  2 ジギスムントとフス派戦争
  3 身分制国家
第三章 ハプスブルクとオスマン
  1 「ドナウ帝国」の建設とオスマン帝国の進出
  2 宗教改革運動の明暗
  3 十六~十七世紀の社会
  4 オスマン支配の後退
第四章 ハプスブルク家支配の確立
  1 ヨーロッパ国際紛争の渦中で
  2 啓蒙絶対主義への道
  3 ヨーゼフ主義の展開
第五章 「長い十九世紀」の分水嶺
  1 諸「国民」の社会
  2 一八四八年革命
  3 国家体制の模索
第六章 二重制の時代
  1 二重君主国の成立
  2 自由主義の時代
  3 大衆の政治化と国民化
  4 新世紀への対応
第七章 第一次世界大戦と国民国家の形成
  1 第一次世界大戦とハプスブルク帝国
  2 新国民国家の形成
  3 体制の安定化
第八章 第二次世界大戦と民主主義
  1 オーストリアの選択
  2 チェコとスロヴァキアの悲劇
  3 迷走するハンガリー
第九章 冷戦の時代
  1 積極的中立主義-オーストリア
  2 市場社会主義の道-ハンガリー
  3 チェコとスロヴァキアの実験
第十章 新しいドナウ地域
  1 ハンガリーの体制転換
  2 ビロードの革命
  3 連邦の解体後のチェコとスロヴァキア
  4 オーストリアの選択

付録
索引/年表/参考文献/王家系図/歴代元首一覧/写真引用一覧/地名対照地図