《世界史リブレット人》 090.陳独秀 反骨の志士、近代中国の先導者

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 近代中国の思想的起点ともいうべき新文化運動を指導した陳独秀。新中国で長く否定的に扱われた彼の人物像を、近年の研究成果と新たな史料を取り入れながら復元する。
ISBN:
978-4-634-35090-8
シリーズ: 世界史リブレット人 90
著者: 長堀祐造 
刊行:
2015年10月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
陳独秀とは誰か

1.辛亥革命期までの陳独秀

2.新文化運動期の陳独秀

3.中共の建党とその指導者時代

4.中国トロツキー派指導者時代と晩年  
メッセージ・あとがき:
「生涯にわたる反対派」陳独秀は文字通り反骨の人である。反清革命の志士として活動を開始し,日本留学を経て『新青年』を創刊,五四期の「総司令」となって思想・文化を先導した。ついで中国共産党を創建するも,蒋介石に敗北を喫するや総書記を退き,トロツキー派に転じて中立と対立した。そのため新中国では否定的人物とされてきたが,『新青年』から百年,今,陳独秀の名誉回復が進む。本書では魯迅,胡適らの盟友にして毛沢東の師たる文人・革命家、陳独秀のありのままの姿に迫りたい。