《世界史リブレット人》 084.ムハンマド・アブドゥフ イスラームの改革者

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: ムハンマド・アブドゥフはイスラーム世界で知らぬ者はいない近代エジプトのウラマーである。彼の「伝統と近代文明の中間を行く」姿勢は、現代イスラームが最も必要としているものといえよう。
ISBN:
978-4-634-35084-7
シリーズ: 世界史リブレット人 84
著者: 松本弘 
刊行:
2016年6月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
引き裂かれる社会のなかで
1.青年時代
2.革命と国外追放
3.国民法廷判事とアズハル改革
4.最高ムフティーと立法議会議員
5.思想と運動の関連  
メッセージ・あとがき:
近代エジプトのウラマー、ムハンマド・アブドゥフの名をイスラーム世界で知らぬ者はいない。しかし、いったい何をなした人物なのかとなると知る者は少ない。この不思議な人物は、伝統と近代文明に引き裂かれる社会にあって、その二極分化の解消に努めた。彼の「中間を行く」姿勢は、現代イスラームがもっとも必要としているものを指し示しているようにみえる。