《世界史リブレット人》 062.ナポレオン 英雄か独裁者か

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: ヨーロッパがフランス革命の激動に揺れるなか、登場した青年将軍ナポレオン。近代世界の揺籃期における「英雄」の事業を、最近の研究成果に基づき当時の国際状況・背景を通してとらえ直す。
ISBN:
978-4-634-35062-5
シリーズ: 世界史リブレット人 62
著者: 上垣豊 
刊行:
2013年10月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
英雄か独裁者か

1.コルシカとフランスの間で

2.共和派の将軍

3.革命の後始末

4.帝政への道

5.大陸制覇

6.没落と神話化  
メッセージ・あとがき:
フランス革命の激動は国境をこえて,ヨーロッパを揺るがしていた。革命の終着点が見えないなかで一人の青年将軍がフランスの救世主としてあらわれる。神話化されたナポレオンの実像に迫るのはいまだに困難であるが,近年の研究によって当時の統治システムや社会の具体的な様相がかなり解明されてきている。近代世界の揺籃期に登場した英雄の事業を,明らかとなった歴史的背景のなかでとらえ直してみたい。