《世界史リブレット人》 038.永楽帝 明朝第二の創業者

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 政治と軍事の両面から明王朝の組織改編を断行し、全権を掌握した永楽帝。父帝朱元璋への恭順と反逆を繰り返し、しだいに王朝の仕組みを独自の仕様に作り替えていった。これこそ第二の創業者たる所以である。  
ISBN:
978-4-634-35038-0
シリーズ: 世界史リブレット人 38
著者: 荷見守義 
刊行:
2016年7月
仕様: A5変型判  ・  112ページ
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目次:
二つの廟号をもつ皇帝
1.燕王登場と洪武政権
2.燕王擡頭と建文政権
3.叔父と甥の「靖難の役」
4.順逆の内政
5.逆順の対外関係・永楽政権後  
メッセージ・あとがき:
靖難の役を制した永楽帝は政治と軍事の両面から王朝の組織改編を断行し、その全権を掌握することに成功した。その力の源泉は戦役を通じて育て上げた自前の軍隊にあった。帝位簒奪を正当化するため、父帝朱元璋の忠実な後継者でなければらない一方で、その思いは恭順と反逆を問い続け、しだいに王朝の仕組みを独自の仕様に作り替えていったのである。これこそ第二の創業者たる所以である。