《世界史リブレット人》 029.カール大帝 ヨーロッパの父

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 国家統治の仕組みや社会・経済・外交など、カール大帝を通して8世紀後半から9世紀前半の西ヨーロッパ世界の姿を紹介し、「西ローマ皇帝」を戴冠した決意とその意図をさぐる。
ISBN:
978-4-634-35029-8
シリーズ: 世界史リブレット人 29
著者: 佐藤彰一 
刊行:
2013年4月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
カール大帝のヨーロッパ

1.カール大帝の系譜を遡る

2.外征と国際関係

3.カールが築いた統治組織

4.社会と経済の姿

5.文芸の復興と宗教規律の改革

6.「西ローマ皇帝」戴冠と「帝権の革新」  
メッセージ・あとがき:
西ヨーロッパの古代から中世への歴史的転換にあたって,カール大帝が政治や文化や経済にはたした寄与は極めて大きなものがあった。それはこの傑出した王の個人的資質もさることながら,彼が活躍した時代相との幸運な巡り合わせというものもあった。私はこれを,西暦一千年期後半に世界システムが実在したとする最新の仮説を軸とした文脈の中で考察しようと試みた。