《世界史リブレット人》 014.冒頓単于 匈奴遊牧国家の創設者

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 匈奴の冒頓単于の登場により、その後2000年にわたり遊牧世界と中華世界のしのぎを削る歴史がはじまる。冒頓単于を中心に、遊牧国家、とりわけ匈奴の国家形態、性格、そして中華世界との関係を追う。
ISBN:
978-4-634-35014-4
シリーズ: 世界史リブレット人 14
著者: 沢田勲 
刊行:
2015年8月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
モンゴル高原

1.匈奴と中国

2.冒頓の雄飛

3.白登山の戦い

4.匈奴遊牧国家の成立

5.匈奴遊牧国家の性格  
メッセージ・あとがき:
モンゴル高原の一騎馬遊牧民に過ぎなかった匈奴は,前3世紀後半,冒頓単于があらわれると瞬く間に北アジア諸族を征服して覇権を樹立した。冒頓はクーデタで父を殺し権力を奪取したという暗い過去をもつ。ふつうであれば悪逆非道な人物と思われがちだが,彼は匈奴の民に勇者として迎えられている。本書はその人気の秘密をさぐり,冒頓がいかにして匈奴遊牧国家を強大化し,南の秦・漢中国王朝と対抗したのか,その姿を描き出してみたい。