《世界史リブレット人》 012.武帝 始皇帝をこえた皇帝

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 始皇帝により創られた中国古代の皇帝支配体制を、完成の域に高めた漢の武帝。その後300年あまりの歴史を刻む強大な統一国家を、安定的かつ継続的に統治する支配体制を生み出した武帝の姿を追う。
ISBN:
978-4-634-35012-0
シリーズ: 世界史リブレット人 12
著者: 冨田健之 
刊行:
2016年2月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
秦皇漢武
1.呉楚七国の乱と武帝の即位
2.公孫弘の丞相就任と官界再編
3.側近官の登用と新たな皇帝支配の動き
4.武帝の死と領尚書事  
内容一覧:
武帝は、幸運の女神に導かれ、漢の第7代皇帝となったが、皇帝としてのスタートは淳忠満帆とはいえず、幾たびかの挫折を味わった。16歳の若き皇帝には十分な自覚も経験もなかったのである。しかし、武帝はその失意の中からたくましく成長し、漢を大帝国へと発展させていった。中国古代の皇帝支配は秦の始皇帝によって創業されたが、それを完成の域に高めたとされる武帝とはどのような皇帝であり、彼がめざした皇帝支配とはどのようなものだったのだろうか。