《世界史リブレット》 124.二十世紀中国の革命と農村
価格: |
802円 (税込)
|
在庫: |
在庫あり
|
解説: |
伝統的な中国の農村社会において,20世紀半ばの共産党による社会革命はどのように受け入れられたのだろうか。マクロ的な政治史的研究と,現地調査に基づくミクロ的な生活史研究の両視点からその実態を捉える。 |
ISBN: |
978-4-634-34962-9 |
シリーズ: |
世界史リブレット
124
|
著者: |
田原史起=著
|
刊行:
|
2008年4月
|
仕様: |
A5変型判
・
96ページ
|
詳細をみる
目次:
農村リーダーから「革命」をみる
1.革命前夜のゆるやかな農村統治
2.近代化の始動と郷紳
3.躍進する革命途上のニュー・リーダー
4.人民公社リーダーと「自由の隙間」
5.多元化する革命期の農村リーダー
現在の中国農村に社会主義の経験は何をもたらしたのか。
二十世紀を中心とする約100年間のスパンをもって,中国革命と社会主義建設の推進された農村の現場に目線を据えながら,国家と社会の狭間にあって両者を媒介した「農村リーダー」たちの返還をたどってみた。
彼らを取り巻く栄光と挫折,自由と制約,連帯と孤立は,時代を通じてどのように移り変わってきたのだろうか。