《世界史リブレット》 117.ヨーロッパの家族史

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802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 愛情あふれる家族のイメージは,近代になってはじめて誕生した家族像であった。ドイツを中心に18世紀から20世紀初頭にいたる家族の歴史的変遷を追い,家族のあり方がいかに多様であったかを示して,近代家族の特徴とその実像を描く。
ISBN:
978-4-634-34955-1
シリーズ: 世界史リブレット 117
著者: 姫岡とし子 
刊行:
2008年10月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
近代史における家族革命
1.歴史人口学と家族
2.伝統家族から近代家族へ
3.近代市民家族の特性
4.ヴィクトリア期の家族
5.労働者層の家族  
メッセージ・あとがき:
情愛によって結ばれる血縁家族は,近代になってはじめて誕生した家族像である。
家族の歴史は,その理解のされ方,現実の生活の両面において非常に多様であった。
本書では,ドイツを中心に18世紀から20世紀初頭にいたる家族の歴史的変遷を追い,家族にかんする言説,概念規定,経済的・社会的基盤,家族内の人間関係をたどりながら,伝統家族と対比される近代家族の特徴と,その生きられた姿を階層ごとに描き出す。