《世界史リブレット》 097.唐代の国際関係

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 「遣唐使」や「律令制」など,日本ともなじみが深く国際的な文化が花開いた唐王朝。その展開を,王朝の成立過程や,ソグド人など中央アジアの人びととのかかわりを通して考える。さらに,実際の外交儀礼や使節への対応などにも注目し,ユーラシア全体の国際関係史として捉える。
ISBN:
978-4-634-34935-3
シリーズ: 世界史リブレット 97
著者: 石見清裕 
刊行:
2009年4月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
唐という国を考えるにあたって
1.唐王朝の成立
2.内陸アジアの遊牧民と隊商民
3.長安と外交儀礼
4.東アジア国際関係の変化  
メッセージ・あとがき:
唐という国は,日本人にはなじみがあるようだ。
いつまでも中国を唐(から)といい,中国人を唐人(とうじん)と呼んでいた。
その昔,律令や仏教や詩文を輸入し,遣唐使を派遣した記憶が残ったのだろう。
たしかに唐は国際的な文化が花咲いた。
日本もそれにあこがれたに違いない。
では,なぜあの時代に,そういう国が中国にできたのであろうか。
ユーラシアの動きにかさねて,考えなおしてみよう。
ダイナミックな唐という国の姿が,かならず見えてくるであろう。